こんにちは。Luxem訪問看護ステーションです。今回は「訪問業界へ4月に転職した理学療法士の不安に感じていたこと、入職後どのように不安が解決されていったか」のサクセスエピソードです。
訪問へ転職する理由
リハビリ・看護業界では「考え方の幅を広げたい、新しい領域での仕事をしてみたい」など自身のスキルアップのために転職を考える方が多いと思います。私も昨年まで回復期リハビリテーション病院に勤務していましたが、退院後の患者様がどのような生活を送っているのかが知りたかったことや自宅退院された方がさらに自分らしい生活を送るために理学療法士として携わりたいという思いがあり、今年からLuxem訪問看護ステーションに入職しました。現在は、選択が正しかったと大満足しています。
私が調べた在宅での課題
日本財団のデータによると「最期を迎えたい場所はどこか」の質問に対し、67歳以上の人の58.8%が「自宅」と答えているようです。令和元年の厚生労働省による死亡場所の調査では病院が71.3%ともっとも高く、自宅は13.6%と低い数字となっています。
高齢者はなにかしらの理由から、病院で最期を迎えることが多く、自宅で最期を迎えたいという希望があまり達成できていない状況です。しかし、全国訪問看護協会の報告では「訪問看護ステーション利用者の半数以上が自宅で最期を迎えられている」という報告があります。このことからも今後、在宅での介入の需要が高まり、訪問へ転職を考える方も増えていくのではないでしょうか。
訪問リハビリの転職における不安
転職をしたい気持ちはある一方で、不安的な要素も多いと思います。自分自身、医療保険制度の分野から介護保険を中心の分野への転職で不安なことが多くありました。
訪問事業所によっては入職後、すぐに利用者さん宅に伺い介入を行うこともあると耳にします。実際に業務を行いながら覚えていくことも可能ですが、右も左も分からないまま介入することで、もしもなにかあったらと不安になりますし、アクシデントを発生させてしまうリスクにもなるのではないでしょうか。Luxem訪問看護ステーションでは入職時の研修が充実していることで安心して治療介入を迎えることができました。下記に安心できた理由を記載します。
①知識的な不安が研修で解消
上記でも述べたように病院から訪問への転職であったため介護保険分野に対する知識面への不安がありました。また、利用者様の自宅に伺うための一般的な接遇や交通ルールなども自信ありませんでした。Luxem訪問看護ステーションでは約2週間の導入研修があります。
導入研修では一般業務の内容だけではなく、急変時対応や訪問リハビリとしての目標設定・法制度・接遇マナー・車両取扱いなど時間をかけて幅広く学ぶことができます。実際に実技なども取り入れながら研修を行えたため、知識を定着させやすく、実際の業務にもすぐに活かすことができました。
②新しい環境でも働き易い
今までゆかりのない場所でスムーズに自宅に伺えるのか、在宅ではどのような治療介入を行っているのかなども不安な要因の一つでした。しかし事前に利用者の情報をいただき、時間のある時にルート確認が行えたことで、不安なく利用者宅を訪問することができました。また先輩の介入に同行させて頂く機会も多くあり、その中で利用者・家族とのかかわり方や治療内容などを身につけることができました。
担当を引き継ぐ際も「見学(元担当者が介入)」→「新担当者が中心に介入(元担当者が同行)」→「新担当者が1人で介入」と時間をかけて引き継ぎを行うため利用者との信頼関係も気づきやすく、セラピスト・利用者ともに安心して引き継ぎが行えると感じました。
③不安・悩みを相談できる
入職時に限ったことではありませんが、リハビリを行っていてリハビリ内容や方向性、環境設定などで悩むことは多くあると思います。病院では先輩が治療場面を見ていたり、先輩にカバーを依頼してアドバイスを頂くことが多くありました。
一方、訪問リハビリでは、在宅での介入となるため先輩から状況を確認して頂くことが少なく具体的なアドバイスを頂けないのではないか。担当の介入は自分1人で考えていかなければいけないというイメージでした。
Luxem訪問看護ステーションでは複数担当制を取り入れているため、悩んだときは自分以外の担当者に相談しやすい環境にあります。実際に生活場面を見ている、利用者と密に関わっているからこそ理解できる深い内容の事まで相談することができるため、1人で抱え込むこともなく利用者様にも様々な視点から介入が行えていると感じます。
認定理学療法士を取得している職員が多く在籍しており、苦手分野の利用者を担当した場合も得意とする職員に相談できる環境であるため多くの疾患を経験する訪問の世界でも安心してリハビリが提供できると感じています。
転職先を選ぶ基準として場所・給与・職場の雰囲気など多くの条件があると思います。入職後の不安を取り除くことやスムーズに新しい環境で介入を始めるために、「入職時の研修制度が整っているのか」も調べてみるのはいかがでしょうか。
Luxem訪問看護リハビリステーションとは?
「認定訪問療法士」が神奈川県で最も多く在籍する訪問看護ステーションです!2022年現在、「神奈川県内の認定訪問療法士の実に5人に1人」がLuxem訪問看護で勤務しております。それだけ訪問に専門特化した事業所ですので、在宅に興味がある方はぜひチェックしてみて下さい。
※HP内には、紹介動画もあります!
㈱Luxem ホームページ:株式会社Luxem(ラクセム)|川崎市多摩区 訪問看護・リハビリ・デイサービス・居宅支援事業
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