インタビュー第171回:有限会社リハぷらす 代表取締役  理学療法士(PT)達川仁路先生 最終回

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直感力

達川先生インタビュー中
 

インタビュアー:先生のリラックス方法を教えてください。

達川先生:今は世の中がどうなるのかわからないっていうのが一番のストレスになっていると思います。それが原因で色々なことが出来なくなっていく人も多いと思います。

そのため、セルフマネジメントする能力ってとても大事ですよね。私は自然に入ることです。自分が楽しめることが一番のリラックスだと思います。また、直感力が大事だと思います。よく「どうしてそんなこと思いつくのですか?」といわれますけど、それは、説明できないのです。ほぼ直感ですよね。

だけど、直感って正常に機能するとすごくレベルが高く働くと思います。身体やメンタルが疲れると、直感も鈍くなってきますし。自分が疲れている時の判断ってほぼ間違っているので、疲れている時は判断しないようにしています。直感が働きやすくするように身体を整えるという事は大事だと思います。

それと、セラピストの人たちにもっと色々なことに興味を持ってもらいたいですね。セラピストだけの勉強会だけじゃなくて、全く関係ない研修に参加してみたりとか。それも勉強になると思いますよ。

インタビュアー:介護業界は女性が多いから、女性をマネジメントできる能力が必要だとお聞きしましたが?

達川先生:マネジメントの本って男性が男性のために書いている本がほとんどで、私の事務所で試したらものすごく反発を受けました。その時にすごく悩んでいたのですが、そういう時に女性化粧品を販売している会社のマネージャーにお会いして、女性のマネジメントについて聞いてみたら、発想とか考え方が全く違いました。

女性が必ずしも女性をマネジメントができるわけじゃないですが、女性が女性らしく働くために、これから女性のマネジメントを作って行かなきゃならないのだと感じました。今までは男性化した女性が社会で働いているような状態だったのだと思います。家庭を大事にしながら仕事ができるという風潮が出てきてもいいと思いますね。

インタビュアー:そういう話をすると、中には否定的な人もいるようです。

達川先生:それは、男性モデルの考え方ですよね。今の医療や介護は前提がない世界なのだから、不安が出るのは当たり前だと思います。そこで、若手の人には、色々な可能性を追求していくといいと思います。例えば、海外に行ったり、女性のマネジメントを勉強してみたり。

安いのに何で海外に行かないんでしょうね?元々海外に行く日本人が少ないのもあると思いますが。海外ですごいものを安価で手に入るチャンスなのに、もったいないですよね。今はfacebookもあるのだから、連絡もとりやすいだろうし。
 

無料な情報は無料の価値しかない

達川先生インタビュー


 

インタビュアー:遊びと仕事の垣根ってだんだんなくなると思うので、海外に行くだけでも仕事といえると思いますけどね。

達川先生:そういうところも社会性と関係しているのかもしれないですね。もっと世界を感じてほしいなと思います。良い悪い別として、アジアで医療を考えていく時代になってくるでしょうし。

国内でも動かない人がいますね。セミナー団体ももっとローカルで作るといいと思います。ローカルって介護とかの最前線なんですよね。だから、そこで学べることは多いと思います。それに、ローカルはセラピストをもっと必要としていますしね。今はネットがすごく進んでいて、どこでも勉強できる時代だから、もっと色々な所に動いて良いと思います。若い人ほど保守的な人が多い気がします。

今の人たちってネットの二次的、三次的な情報を鵜呑みにしていますよね。その割に体験していないです。現地に行ったかって聞くと行ってないと言いますし。誰かが言っていたという情報を信じちゃっていますよね。

情報が無料で手に入る時代ですが、情報が無料な時点で、それの価値はないですよね。それに惑わされるのではなくて、現場に出たり、地域に出て、足や目を使って情報を集めてほしいですね。
 

インタビュアー:おすすめの本を紹介していただけますか?

達川先生:ありきたりだけど、「七つの習慣」は面白いと思います。今でも大事にしている部分がありますしね。色々な本は読んだ方が良いと思いますよ。それと、孫子とかキングダムとかも良いと思います。

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自分がどう生きるかとか哲学みたいな部分を考える時間は大事だと思います。技術とかの前にそういうことを考える時間が必要かなと思います。

私が若いころは、自分ネットワークを作りましょうっていうことをやっていて、ネットワークの中心は自分で、自分がどこまでネットワークを作れるかっていう事が大事だと思います。若い人たちは、そのネットワークの作り込みが大事なのではないでしょうか。自分勝手とはまた違いますけど。

我々はリハ職なんだから、自分のライフプランを意識しないとって思いますよ。ニーズや現状の状況のギャップをどうやって埋めていくかっということだ大事だと思います。
 

インタビュアー:最後に、先生にとってプロフェッショナルとは?

達川先生:自分をあきらめないことですね。
 

バックナンバー1:【起業しようと思ったきっかけ】

バックナンバー2:【起業とそれから】

バックナンバー3:【リハビリ業界は可能性に満ちている 】

 

(インタビュー:輪違  記事編集:蜷川・林)

達川 仁路先生経歴

【資格】
理学療法士、ケアマネジャー

【学歴】
福井医療技術専門学校卒業

【職歴】
平成4年4月より市立敦賀病院リハビリテーション科勤務。
平成17年5月より有限会社リハぷらす設立、現代表取締役 
二州介護支援員連絡会会長

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インタビュー第171回:有限会社リハぷらす 代表取締役  理学療法士(PT)達川仁路先生 最終回
Yoko
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