キャリアコンサルタントが徹底サポート

診療ガイドラインを市民へ

3043 posts

診療ガイドラインの普及を目指す為、「Mindsフォーラム2017 患者・市民のための診療ガイドライン」が開催された。

だれもがガイドラインを利用できる社会へ

詳細を読む(引用元):あなたの健康百科

診療ガイドラインを無償提供するサービス「Minds

・これまで、診療ガイドラインは学会ごとに書籍などの形で公開されてきたが、日本医療機能評価機構(東京都千代田区)では、2004年6月以降から「Minds」と呼ばれる医療情報サービスをインターネット上で無償展開している。

・ただし、これらは医療従事者が作成したもので、患者・市民の意見は反映されていないものが多い。

 

診療ガイドラインが社会の常識になる時代へ

さまざまな治療法の中から患者一人ひとりにとってベストの治療法が選択されるためにも、今後、患者の視点に立った診療ガイドラインが作成され、それを元に医師と患者が治療法を選択できる時代が、一日も早く来るよう願わずにはいられない。

 

診療ガイドラインは、エビデンス(科学的根拠)に基づいて、患者と医師との治療方針を決定する指標となるものである。また、医師や病院での治療方法のばらつきを減らし、より質の高い医療を提供する事で、社会保障費を担う役目もある。

 

その診療ガイドラインを、社会、一般者に普及させる為、誰でも閲覧しやすいようにしたサイトが「Minds」だ。

 

しかしながら、掲載されている診療ガイドライン自体、まだまだ一般者の意見が反映されていない。

 

一般者(患者さんやクライアント)の助けになるように、診療ガイドラインというものを社会に普及させ、一般者の方と一緒に作り上げていくことが必要であるようだ。

 

Mindsは、

 

・医療従事者向けの診療ガイドラインは、情報数が充実しているのに対し、一般者向けのガイドライン解説は、その一部の解説のみに留まっていた。

・しかし、例として整形疾患の分野の一般者向けを閲覧したが、分かり易く解説されており、利用者には受け入れがよいのではないだろうか。

というような印象を受けた。

 

我々セラピストもMindsを利用し、患者さんへ根拠に基づいた、妥当性のある治療、説明が出来るように一読すると良いだろう。

 

患者さんに紹介し、自身の病気を知る一機序として活用頂いては、いかがだろうか。

 

文責 POST編集部 林・渡邉

Photo by Pixabay

 

合わせて読みたい

 

【論文ってどう収集すればいいの?】医療・リハビリ文献検索データベースまとめ

 

<本記事は、※1著作権法第32条 を参考に、以下の部分に注意し、記事の引用を行なっています。>

1,引用文と本文の区分をはっきりする。引用文には、「blockquoteタグ」で囲うものとする。2,引用元の本文を全文引用しないものとする。3,引用文は勝手に編集(構成上略す場合を除き)、内容の変更は行わないものとする。4,引用文のみの記事構成にはしないものとする。以上.

※1(引用)著作権法第32条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。(文化庁:著作権なるほど質問箱

診療ガイドラインを市民へ

Popular articles

PR

Articles