笑いは世界、いや健康を救う?|「笑い」を医学的研究

3790 posts

興味深い研究がスタートする。

近畿大学らは「笑い」の測定方法と「笑い」の習慣が身体や心理的健康に与える効果を解明するため、共同で研究を行うことを発表した。

近大、吉本興業、オムロン、NTT西日本が共同で研究 「笑い」の医学的検証研究がスタート 「笑い」のストレスマネジメント開発をめざす

詳細を読む(引用元):近畿大学

■近畿大学、吉本興業株式会社、オムロン株式会社、西日本電信電話株式会社は、「笑い」の医学的検証を行い、「笑い」の測定方法と、「笑い」の習慣が身体や心理的健康に与える効果を解明するため、共同で研究を行う。

■研究は、4段階に分けて行い、各段階約20人の男女を対象とし、2週間に1回の間隔で定期的に吉本興業が主催する「吉本新喜劇」や「漫才」を鑑賞します。鑑賞の前後で心理テストを行い、鑑賞中には、顔の表情の変化データやバイタルデータの取得を行います。

 

「笑い」は、その定義があいまいなため、医学的な研究が進んでいないようだ。

しかし、「笑い」に関する様々なデータは報告されている。

世代別では年齢が若いほうがよく笑い、ある調査報告によれば、小学生は1日に平均300回笑うが、70代では1日に2回程度しか笑わないという報告もある。

また脳機能が「笑い」と密接に関係しているのではないかと言われてきた。

「がんと笑い」についての話もある。

笑うことでNK細胞が活性化するというものだ。

今回の試みにより、「笑いによる効果」のさらなる医学的立証に期待したい。

 

POST編集部 林 祐介

Photo by Pixabay

 

合わせて読みたい

 

* 地域で医療・介護を創造し、世界へ発信する【作業療法士|岩下琢也 先生】

 

* 理学療法士の免許を持つお笑い芸人「魂ず」

 

<本記事は、※1著作権法第32条 を参考に、以下の部分に注意し、記事の引用を行なっています。>

1,引用文と本文の区分をはっきりする。引用文には、「blockquoteタグ」で囲うものとする。2,引用元の本文を全文引用しないものとする。3,引用文は勝手に編集(構成上略す場合を除き)、内容の変更は行わないものとする。4,引用文のみの記事構成にはしないものとする。以上.

※1(引用)著作権法第32条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。(文化庁:著作権なるほど質問箱

笑いは世界、いや健康を救う?|「笑い」を医学的研究

Popular articles

PR

Articles