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代替医療では治せない?知っておきたい医療の現状

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普段病院で行われる標準医療とは異なる「代替(だいたい)医療」についてご存知だろうか。

代替医療はサプリや健康食品、ビタミン療法、また免疫、温熱、気功など様々なジャンルがあり、実際医師は診察時に「代替療法を行いたい」と患者から言われることは多いようである。

まず覚えておきたいのは、

 

代替医療は病院でやる標準治療と違う

 

ということ。

 実際のがん患者では45%が1種類以上の補完代替医療を利用し、平均して月に5万7千円を出費しているという事実がある。しかし代替医療は標準医療と比べ、経験的な積み重ねにより行われてきた部分が多く、エビデンスが確立されていないものが多いのも事実である。

 

 

「代替医療のがん治療は病院の治療より生存を延長させない」という報告

 この「代替医療」について、今年8月に米国研究者からこんな報告がありました。それは、「代替医療のがん治療は病院の治療より生存を延長させない」というもの。簡単に紹介します。乳がん、大腸がん、前立腺がん、肺がんの患者さんで代替医療を受けた280人と病院の従来の治療を受けた560人の5年後の生存率を比べると、従来の治療を受けた人たちの方が生存率が良かったという結果でした。代替医療を受けた人は、従来の治療を受けた人よりも2.5倍高い死亡のリスクがあったのです。

(引用元:Yahooニュース

 

驚くべきは、この代替医療を選ぶ人は高学歴や経済的に恵まれた人々であるという研究結果である。

最近癌で亡くなった某有名人も代替治療を行っていたが、ではなぜ有名人などの多くは代替治療を行うのだろうか。

その要因の一つとして、いいサービスほど高い金額を払うという固定概念の存在ではないだろうか。もちろんいいサービスには高い金額を支払う価値があると思うが、高い金額だからいいサービスとは限らないということを考えなければならない。

現在の日本では標準医療という名前で基本的に同じ水準の医療が誰でもどこでも受けられる。高いお金を支払えばいい治療が受けられる、と考える人たちの多くが高額な代替医療を選択しているのかもしれない。

 

がんの治療を専門とする医師へのアンケート結果を見ても、ほとんどの医師が様々な代替医療に関して「知らない」と答えているようだ。

 

代替医療を利用する際は、まずその治療がどういうものか学ぶ必要があるだろう。

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