「これから高齢者もどんどん増えるし、いい仕事を選んだわね」、「将来も安泰だね」
訪問リハビリテーションで、利用者の家を訪問しているとこんな事をよく言われます。
たしかに日本の年齢別人口推移をみると、高齢者は今後もどんどん増え、2042年にピークを迎えると予測されています。
しかし、『高齢者が増える=リハビリ職の将来は安泰』、は本当なのでしょうか?
療法士と高齢者の人口の変化、需要と供給
平成29年度、理学療法士の資格者数はついに15万人を突破しています。
(引用:理学療法士協会 http://www.japanpt.or.jp/about/data/statistics/)
5年前は約10万人、10年前は約5万人強だったので、1年に1万人以上という驚異的なペースで増えています。理学療法士ほどではないにせよ、作業療法士等も同じような傾向にあります。
日本の総人口は2010年(1億2805万人)にピークを迎え、そのうち生産年齢人口(15-64歳)は63.8%、高齢者人口は23.3%でした。
(引用:総務省統計局)
2017年11月時点では総人口約1億2676万人、生産年齢人口60.0%、高齢者人口は27.5%と、保険制度の財源を支える人口は年々減り続けています。
(引用:総務省統計局)
つまり、人口的には今後も需要は増え続けるものの、財源という側面からみれば、現状では保険制度に守られたリハ職は、今後冬の時代を迎えることでしょう。
何かに特化することの必要性
近年、我々療法士を取り巻く状況は、時代の流れとともに大きく変化しつつあります。
それは理学療法士協会の目指す認定療法士とそうでない療法士の差別化であったり、オステオパシー、マニピュレーション、疼痛専門などを基盤に起業する療法士であったり、リハビリテーション特化型デイサービスの増加であったりと、さまざまな就業形態と可能性が提示されています。
それらに共通しているのは、「なにか」に高い専門性をもっているということです。
もはや理学療法士や作業療法士の免許を持っている事のみのアドバンテージは薄れ、プラスアルファの「なにか」が必要な時代になりつつある、と言えます。
療法士としての武器、プラスアルファとはなにか、と考えた時、真っ先に浮かぶ事といえば「臨床技術·知識」ではないでしょうか。療法士のメインステージでもある臨床における知識や技術は、いわば療法士としての技量を深める、非常に重要な要素といえるでしょう。
しかし一方で、それらの【技量を深めていく事】と、【療法士としての立ち位置が良くなる事】は必ずしもイコールではない、という側面も忘れてはいけません。
経験1年目の療法士と経験20年目の療法士とが同じ時間リハビリを提供した場合、一般的には、リハビリの結果には差が出ると思われます。
恐らく20年目の療法士の方が臨床の場で結果を出せるでしょう。
ところが<医療報酬という観点では両者に差はない>、というのが現状です。
日々自己研鑽している療法士としては非常に歯がゆい状況ですが、間違いのない事実です。
「なにか」とはなにか?
前述したとおり、将来的には医療·介護保険による庇護は縮小していくと予想されています。そのため、療法士各々が、なにか得意分野をもっておく事が大事であると考えています。それは、協会の認定なのか、臨床手技なのか、はたまた療法士の分野以外のものなのか、明確な答えはありませんし、すべてが正解とも言えるでしょう。
株式会社Luxemでは、そういった資格などの得意分野を身につけていくことを推奨しています。
例を挙げれば、
▷勉強会の参加のための研修休みと研修費の補助
▷認定理学療法士(作業療法士·言語聴覚士)や認定訪問療法士 への毎月の手当
▷介護予防リーダー、地域包括ケア推進リーダー等 への毎月の手当
▷学会発表時の参加料や旅費の全額補助、発表に対する手当 など
があります。
他に、リハビリ分野以外では
▷食生活アドバイザー
▷アスリートフードマイスター
▷ヨガインストラクター
▷ピラティスインストラクター
の資格取得費用の補助まであります。
株式会社Luxemは、近い将来、必ず訪れるであろう冬の時代を生き残り、より広いフィールドで活躍できる療法士となるためのサポートをしています。
訪問リハビリのステージで活躍できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を募集しています!
現在Luxemでは、地域からの依頼案件の増加や業務拡大につき、PT/OT/STを募集しています。
キャリアアップ・働きやすさ・勉強できる環境・通勤のしやすさは満足いくはず!
※Luxemでは、「認定理学療法士」など各協会の認定資格に対して毎月の給与に手当を設定しています。
詳しくは以下URLを参照ください。
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