【図解シリーズ】三角筋の解剖学とトレーニング法をわかりやすく解説!

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三角筋の解剖学を使いでわかりやすく説明します。

A さん
人体模型さん。最近お母さんが五十肩になってみたいですごく痛がっているんです。
ジンタイモ・K
ちょっと!私の名前は人体模型ではない!ジンタイモ・Kだ!
A さん
失礼しました!(どっちでもいいじゃないか…)
ジンタイモ・K
ところでどこが痛いんだね。
A さん
上腕の外側です。
ジンタイモ・K
それは三角筋の痛みかもしれないね。 今日は三角筋について話そう!

 

Contents

1.三角筋ってなに?

2.三角筋の作用は1つではない!?

3.三角筋は肩関節挙上に対してどこまで働くのか?

4.三角筋が痛くなる病態

5.三角筋のトレーニング

6.参考文献

 

1.三角筋ってなに?

まずは基本的な知識から学んでいきましょう。
三角筋は体表からも見やすく、肩関節の屋根のような筋肉です。
三角筋は名前のとおり、筋肉を広げてみると三角形の形をしています。
意外と複雑に絡まった筋肉なので図で見て覚えていきましょう。

三角筋の各繊維

繊維は前部繊維、中部繊維、後部繊維とあります。
構造としては前部、後部繊維と中部繊維が異なり、中部繊維は羽状構造になっています。
また繊維は実は7繊維(前部は2繊維・中部は1繊維・後部は4繊維)あると言われております。
これらの繊維は動かす動作によって働く順番などが異なります。

 

2.三角筋の作用は1つではない?!

三角筋の概要

三角筋の部位がわかればなんとなくわかりそうですが、肩の角度によって作用が変わります。
〇前部繊維(鎖骨外側1/3前縁~三角筋粗面)
下垂位では屈曲と内旋に作用します。
90°屈曲位では水平屈曲、90°外転位でも水平屈曲作用します。
〇中部繊維(肩峰の外側縁~三角筋粗面)
下垂位では外転に作用します。
90°屈曲位では前方繊維は水平屈曲、後方繊維は水平伸展に作用します。
90°外転位では外転に作用します。
〇後部繊維(肩甲棘の下縁~三角筋粗面)
下垂位では伸展と外旋に作用します。
また、90°屈曲位、90°外転位では水平伸展に作用します。

 

3. 三角筋は肩関節挙上に対してどこまで働くのか?

三角筋は基本的に単独では働きません。
外転は三角筋と棘上筋で90°まで働きます。

外転の運動学

屈曲は三角筋と烏口腕筋、大胸筋の鎖骨部繊維で0~50、60°で働きます。
基本的に肩甲上腕関節が動くときに働きます。

 

4.三角筋が痛くなる病態

三角筋が痛くなるのはよく四十肩や五十肩で起こります。
よく肩が拘縮した場合は三角筋付近が痛くなることが多いですが、これにもメカニズムがあります。
よく関連痛というものが出てきますが、これは腋窩神経によって起きていると言われています。
腋窩神経の固有領域は上腕の外側であり、後下方の関節包を支配する腋窩神経が,肩屈曲強制に伴う下方の関節包の侵害刺激によって起きると言われています。

腋窩神経の図

5.三角筋のトレーニング

三角筋のトレーニングはいくつもありますが今回は筋力トレーニングを簡単なものをひとつ紹介します。

三角筋のトレーニングの図

①500mlのペットボトルを外転90°まであげる。
②そこから10秒かけてゆっくり下ろす。このときに体で代償しないように注意しよう。
※四十肩、五十肩の人に行うと痛みが出る可能性が高いので注意してください。

 

6.参考文献

プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版

筋骨格系のキネシオロジー―カラー版

カラー版 カパンジー機能解剖学 I (1) 上肢 原著第6版

イラスト:森谷 嘉輝 (臨床の学校)、西嶋 大樹(株式会社エバーウォーク)

 

触診上達理論〜触診スキルアップの考え方〜《骨盤帯編》

触診上達理論のアイキャッチ

《概要》

日時:2017年4月9日(日)10:00~16:00

料金: 8,640円(税込)

会場: エバーウォーク両国店(浅草線『本所吾妻橋駅』より徒歩約10分)

定員:25名

 

《基礎にして最も重要な技術。”カンジンカナメ”の触診を学ぶ。》

リハビリテーションを実施するにあたり、徒手療法、運動療法、認知行動療法など様々なアプローチ方法があります。
どの手技も優れており適材適所で効果を実感します。
しかし、これらの手技の治療効果を発揮するためには正確な評価がベースとなります。
問診、視診、聴診など五感を使って患者さんの状態を把握していきますが、その1つに触診があります。

 

触診は、評価を正確に行うための重要なツールです。
つまり、触診ができないということは評価ができないと言っても過言ではないのです。

 

また、触診技術は狙った組織のリリースや骨の操作など治療や動作介助においても必要な技術となります。
触診技術の向上は評価のみならず治療の確実性・治療効率も向上させます。触診は主観的な評価であるためセラピストのスキルによって大きく差が出ます。

 

しかし、誰でも上手になります。

 

触診の上達のためには触診に対する考え方や日々の意識を少し変えることが重要です。
ちょっとした日々の意識の差が触診技術に大きな差を生んでいるのです。
日々の意識を変えるためのコツを知ることで触診技術は向上し、治療効果も数段に上がり、さらにスキルアップできるのではないかと思います。

 

《内容》

[骨盤帯編]
・骨盤帯の骨・筋・靭帯・動脈・神経の触診(仙骨・恥骨・坐骨・股関節・仙結節靭帯・腸骨筋・大腿筋膜張筋・梨状筋・スカルパ三角など)
・触診上達のための考え方、解剖学的知識の確認、
・骨・靭帯・筋の触り分け方
・感覚を磨くための鍛錬方法
・ポジショニング・体の使い方

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matsuyama
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