厚生労働省は来年度から、一部の理学療法師・作業療法士・言語聴覚士等の資格取得を目指す社会人への学費助成である「専門実践教育訓練給付金」の給付期間を、現行の3年から4年に広げることを決めた。
皆さんもご存知の通り、理学療法士・作業療法士は3年制の専門学校でも資格取得ができる。
しかし近年、医療専門職の質の向上を目的とした4年制の専門学校が増えてきており、来年度より4年制の学校も対象となるためより社会人が専門職を目指す道が広がったかたちとなる。
専門実践教育訓練給付金は、社会人を対象とした、雇用保険の給付金制度であり、指定の養成校の授業・実習などを経て卒業した場合、 学費の5割が支給される。
さらに資格を取得して再就職するなどした場合には2割が支給される。