6月8日と9日、国際医療福祉大学 東京赤坂キャンパスにて日本理学療法士協会、第48回定時総会が開催された。自由民主党厚生労働部会長 小泉進次郎氏らが来賓として訪れ、理学療法士業界に対して、祝辞を述べた。
小泉進次郎氏:
厚生労働部会長として初めて本総会に参加するにあたり、この団体に親近感を抱いています。その理由の一つは、ずばり「リハビリ」です。皆さんは患者さん達の身体の変化に合わせ、機能回復のためにリハビリを行っていますが、実は、我々政治家の仕事も社会変化に合わせた「日本のリハビリ」と言えるのです。
社会構造が変化し続けている現代、今までの機能や在り方は通用しなくなりつつあります。変わりゆく情勢の真っ只中、発想の転換による新たな国作りの必要性に直面している我々にとって、機能回復のための「リハビリ」は一つのキーワードです。
この世の中、考え直すべきことが山積しています。これからも日本のリハビリを、大きな背骨を正していくための活動を一生懸命頑張っていきたいと思います。今後ともどうか宜しくお願い致します。
二日間に渡って、議案に関して代議員による投票と、前年度の活動報告、及び今後の協会の方向性について活発な意見交換が行われた。
大阪府理学療法士会からは名誉会員として森永敏博氏が推薦され、承認された。また、社員総会の活発な意見交換ならびに合理的な意思決定ができるように、代議員定数を変更する案も提案されたが、こちらは、総代議員の2/3以上の賛成を満たさなかったため否決された。 (賛成:234個、反対:136個)