今月11日に放送された、NHK番組クローズアップ現代+ 「身近な病院でも!なぜ減らせない“身体拘束”」に関して、批判・意見が殺到している。
先日の放送「身近な病院でも!なぜ減らせない“身体拘束”」には多数のご意見をいただき、ありがとうございました。
— NHK「クローズアップ現代+」公式 (@nhk_kurogen) September 20, 2019
”誰も望まないのに減らせない”のはなぜなのか?
取材を深めたいと思っています。現場の方のご意見を、こちらの投稿フォームからお寄せ下さい。https://t.co/f5CkzN8ueg pic.twitter.com/p4zLsAT2Mr
番組では、今なお一般病棟で認知症の人の半数近くが身体拘束されていると問題提起。身体拘束によって身体状況が悪化した事例や、アナウンサーが拘束を体験、終盤では「ユマニチュード」というケア技法を使って、拘束実施例が減少したという取り組みを紹介した。
それに対し、実際に医療現場で働く視聴者からは「空想の理想論」「現場が全く見えていない」といった批判が多数寄せられた。
身体拘束に対しては、リハ職も他人事と言えないトピックスであろう。拘束をしない事で、経管チューブの抜去や転倒・骨折リスクの増加、他施設入所者とのトラブルなど、その葛藤を抱えながら、評価し働いているはずだ。
どのような評価基準で拘束を行なっているのか、また拘束をしないといけないと思い込み再評価をおざなりにしていないか。今一度見つめ直すいい機会かもしれない。