厚生労働省の加藤厚生労働大臣は記者会見にて来年度から、フレイル健診を来年度から各市町村が主体になって実施することを発表した。
「フレイル対策」は、「認知症対策」や「ポリファーマシー」と並んで重要課題として今まで取り組まれてきた。健診の際に、1日3食食べらているかなどの生活習慣に関して尋ね、症状の把握に努めるということだ。
高齢者を4群に分けた場合、そのうちフレイルになる割合は上位1/3程度が95歳、40%程度が87歳、25%程度が60~77歳という報告がある。
今月24日には、東京都がFamilyMartがタッグを組み、都内のコンビニエンスストア約2,400店舗を通じて、フレイル予防のための食生活に関する情報発信を行うことを発表している。
PTOTSTにとっても関わることの多い疾病なだけに各自治体の取り組みにはアンテナを貼っておく必要がありそうだ。