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これからのPTOTSTが知っておくべき「3つの起業のカタチ」

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「療法士の可能性」を最大化する選択肢

『リハビリ特化型デイサービス』と聞くと、PT・OT・STが在籍していて当たり前というイメージを抱くのは自然なことです。

しかし現在、PT・OT・STといったリハビリテーション専門家が常勤していない『リハビリ特化型デイサービス』は散在しています。

一般社団法人 療法士リハビリテーション デイサービス協会は、こうした背景を踏まえて国家資格を取得したPT、OT、STなどの療法士がリハビリテーションを提供するデイサービス(通所介護施設)が集まり、脳卒中の後遺症や難病・四肢体幹の骨折御・変形性関節症術後の方々に介護保険分野において”真のリハビリテーション”の提供を推奨している団体で、2015年2月に設立しました

その協会が今回、PT、OT、STなどリハビリテーション専門職の働き方が多様化し、起業が盛んになっていることを受けて、療法士として社会に貢献する方法として9月26日に「起業における3つのカタチ」を提案します。

『通所介護』:福島努氏(株式会社Re ambitious代表取締役)

『訪問看護ステーション』:多田賢五氏 (リハビリ訪問看護ステーションNEXTかとり代表)

『自費診療』:唐澤幹男氏(トータルボディメイクつくば代表)

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これら、それぞれの起業のタイプについて3人の起業家にお話しいただきます。

以下、協会代表理事の「河合眞哉」先生に今回のセミナー開催に至った経緯、セミナーに向けての想いをお聞きしました。療法士としての働き方、起業にご興味がある方は是非ご一読下さい。

【9月26日セミナー詳細・申し込みはコチラから】

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一般社団法人療法士デイサービス協会代表理事 河合眞哉の「想い」

”ぼんやりした将来”をカタチあるものにするセミナー

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POSTインタビュアー:現在今回、9月26日(土)に起業セミナー『療法士の起業のカタチ』を開催する趣旨についてお教えてください。

河合代表僕が就職活動するときは、現在のようにデイサービスや訪問看護ステーションにセラピストが勤務している事が多くありませんでした。ましてやセラピストが起業するという選択肢がある事すら知りませんでした。

一般病院やクリニックや老人保健施設などに限らずセラピストの専門性を必要としている現場は年々増えています。『自分たちの活躍する現場の選択肢がこんなにあるんだ』、『こんなサービスのカタチもあるんだ』と知ってほしい。

そう思い今回のセミナーを企画する事になりました。

POSTインタビュアー:素晴らしいですね。選択肢を提供するだけで『起業を促進する訳ではない』という事ですか?

河合代表:僕自身、一般病院・クリニックで合計8年間の現場勤務を経て起業し、現在4年目を迎えています。病院・クリニック勤務時には感じなかった責任や覚悟など大変な事は多々あります。その反面、想いをカタチにできるという自由度や楽しさもあります。

病院やクリニック勤務時は、自分のスキルやキャリアをアップする事を考えて精進していきました。ただ、現在これだけ多くの『療法士の可能性を引き出すカタチ』があるのに、『治療』というサービスのカタチしか知らないのは勿体ないと思えています。

『どこを見て進むか』が大切です。一直線にゴールに迎える人ばかりではありませんが、少なくとも大まかに『将来、こんなことしてみたいなぁ~。』ぐらいのゴールを見ておくと、現在の自分の課題ややるべき事が見えてくると思います。

ぼんやりした将来を少しだけカタチあるものに近づけられたら本セミナーの開催意味が増します。

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働き方のカタチは一つじゃない

インタビュアー:最近若手セラピストが増えて、若いセラピストの中には『セラピストであり続ける事に、将来不安を感じている』人が多いようです。その点はどう思いますか?

河合代表:まずこれを見てほしいんですが、このグラフが年収ラボの理学療法士の年収推移です。解釈は様々あるかと思いますが、事実としてあるのは年収が年々下がってきているという事実です。このグラフの年収より100万近く低い年収で頑張っているセラピストも多くいるようです。

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また、次に示すのは本音ビズによる理学療法士としての満足度調査です。『やりがい』だけが圧倒的に高いですが、『給料』、『将来性』は平均点以下です。僕は、この結果を見て本当に残念でした。でも、これも事実です。

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この事実を見て見ないふりをせずに、真摯に受け止めてどう動いていくのかが大切だと思います。

他者の意見や世間の評価を気にしないで、自分自身の将来を真剣に考えるべきです。そして、リハビリテーション有資格者(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など)でありたいのかを自問自答し、自分自身のキャリアプランを計画していくと良いのではないでしょうか。

自分自身と向き合って出した答えなら、誰のせいにも出来ないですし、胸を張って自分の選択が正しかったと言えるではないかと思います。

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インタビュアー:なるほど。『起業のカタチ』を知るって素晴らしいですね。

河合代表:起業セミナーは協会主催でも開催していますし、他団体でも企画されています。私達の団体(一般社団法人療法士リハビリテーションデイサービス協会)では今回、『起業のハウツー』ではなく『起業のカタチ』を提案したいと思いました。先ほどにも述べましたが『こんな人がいるんだぁ』とか『こんな起業のカタチがあるんだぁ』などを感じてもらう事が趣旨です。なので一般的な起業セミナーの価格(2万円~数十万円)ではなく、手頃に参加できる価格で提供致します。

前回の当協会主催のセミナーは80人近い若いセラピストが参加して頂きました。出来る限り現場のセラピストに近い距離で活動する事を意識しています。

セミナー終了後は、演者にも残ってもらい懇親会も開催いたします。セミナーでは聞けないディープでダークな話も、もしかしたら聞けるかもしれません(笑)。

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インタビュアー:最後に、河合さんはなぜ起業したのですか?そして起業して良かったですか?

河合代表:僕が起業を意識した時は、中学二年生の時でした。実家が貧乏だった為、自分が家族を養っていくんだと勝手に自分自身に言い聞かせていました。

理学療法士になろうと思ったのは、大好きな祖父母が同時にリハビリテーションが必要になった事です。急性期病院では10日ほどしかリハビリテーションを受けられませんでした。今ほど回復期リハビリテーションも充実していなかったために適切なリハビリテーションが受けられずに、医療制度の矛盾を子供ながらに感じて『僕がスーパー臨床家になって、祖父母を助けてやろう!』と思いました。

意外に、結構純粋で単純な人間なのです(笑)。理学療法士養成校に行って愕然としたのは、理学療法士に開業権がなく起業出来ないという事でした。中学二年生から考えていた起業を理学療法士としては叶えられないと思い、本気で退学を考えたときもありました。

それでも、一度目指したものを貫いてやろうと腹を決めて就職しました。千葉県の小さなクリニックでしたが、僕が在職している期間だけでも3倍近い規模に拡大し、更に理事長に可愛がってもらえて色々勉強させて頂けました。理事長先生の背中を見て、起業(挑戦)することで『こんなに多くの人を喜ばせる事が出来るのか』と分かりました。

8年間の臨床を経て起業しましたが、毎日が苦労の連続です。ずっと臨床だけをやってきた為、『社会保障費って何?』、『雇用保険ってどう入るの?』、『所得税ってどう計算するの?』と分からないことだらけでした。

それでも、スタッフ・利用者さん等いろんな方々に助けられてやってこられました。今でも苦労というか大変だなって思うときはありますが、それも全部含めて『超』が付くほど毎日を楽しめています。利用者さんが更に喜んでくれるサービスは何だろう?社員がワクワクするような環境って何だろう?と考えてそれをカタチにしています。起業して良かったなって心底思えています。

9月26日のセミナーでは、そういったカタチも紹介できればと思います。

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セミナー内容について

①各事業所紹介

・事業内容の紹介

・事業所の特色

②起業について

・起業するきっかけ

・起業するまでの準備(スキル、資金、雇用関係、物品、情報収集など) 

・起業して振り返る現在

・起業してからのエピソード

・起業を考える方へのメッセージ

 

③シンポジウム 

④質疑応答 

【参加費】 

4,000円 (一般社団法人療法士リハビリデイサービス協会会員:無料)

【9月26日セミナー詳細・申し込みはコチラから】

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