理学療法士が「オンライン部活」を開催!

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理学療法士でスポーツリズムトレーニング協会認定シニアインストラクターの森宜裕さんが、全国の中学生・高校生を繋げるオンライン部活「モリズーム」を開催している。

 

モリズーム名物、タバタプロトコルでのトレーニング。心肺機能の高めるとともに、初めて出会う全国の仲間との一体感も生まれます。

 

スポーツリズムトレーニングとは…

現在スポーツのトレーニングでは、筋力や心肺機能等フィジカルにアプローチするもの、姿勢やフォームなどテクニックにアプローチするもの、あるいは戦術やメンタルにアプローチするものがほとんどです。

リズムトレーニングは「リズム」からアプローチする全く新しいトレーニングです。今まで「あの人はセンスがいいよね!」で済まされていた「センス」こそが、実は「リズム感」だったのです。

https://srt.or.jp/rhythmtraning/

 

 

ここ1,2ヶ月は、新型コロナウイルス感染症の影響で、全国の中学校・高等学校が休校になり、当然部活動も行われていない状況だ。

 

「少しでも不安な中高生の生活リズムとなれるように。」「仲間と高め合える部活という環境をなくさないように。」「目標を見失わず、このとき取り組んでいたことに胸を張れるように。」と、ZOOM(Webミーティングツール)を利用し、自粛期間中、無料で毎日トレーニングを行う機会を提供。

 

毎日80名を越える全国の中学生、高校生らがオンライン部活での活動で汗を流している。

 

<森さんから、コメントをいただきました!>

・PTがZOOMトレーニングを行う際に求められるスキル

「自粛期間による運動不足の状態から、急に部活動などで激しい運動を始めてしまうと怪我のリスクが高まってしまうことは容易に予想がつきます。

 

Zoomでは、こちらからのコンテンツを提供するだけでなく、参加者の様子を見ることができたり、チャットを使ってコミュニケーションが取れたりするのでより相手を評価する能力が求められます。

 

理学療法士として、参加者の動作や柔軟性などを考慮しながら徐々に運動量を高めていくプログラムを作り活動の場を提供することができるのもこの仕事の魅力の一つかと思います。」

 

・中学生や高校生が今、「リズム」が必要な理由

「中学生・高校生においては、フォームなどの形の練習だけでなく、どんなタイミングで力を入れたり抜いたりするのかといったリズムに対するトレーニングも必要です。

 

特に集団での練習の機会が減ってしまうと自分の得意なタイミングの取り方に偏ってしまうリスクがあります。筋肉の収縮と弛緩のタイミングを練習するリズムトレーニングに取り組むことによって、無駄な力を省いてくことが重要です。

 

また、生活リズムが乱れてしまわないように、毎日決まった時間に集まり仲間とともに同じ体験をし続けることも広い意味ではリズムトレーニングになっていたのかもしれません。」

 

現在、元のように部活動が再開ができるまで継続していくためのクラウドファウンディングを実施している。

5月26日現在、既に126名からの支援が集まっている。

詳細はこちら▶︎ https://camp-fire.jp/projects/view/266291

 

 

理学療法士が「オンライン部活」を開催!

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