14日医学部長病院長会議にて「新型コロナウイルス感染症に関する大学病院の経営状況調査(9月度)」が発表されたー。
この調査は、国公立・私立含めた大学病院(138病院)にて行われ、9月末現在では、前年度比の累積損益は967憶円とほぼ横ばいであるが依然厳しい経営状況であることがわかった。
▶︎https://ajmc.jp/pdf/20201214.pdf
医業利益率では、前年比較で–6.59ポイントと悪化している。現在第3波の最中、11月以降再悪化の可能性が高く、依然として厳しい経営状況にある。
*用語の説明
医業収入:医療機関を経営することで得た収入のこと。 診療や保険予防活動による収入、また、駐車場代や売店などの収入も含まれる。
医業費用:事業所得の「必要経費」のこと。
医業収益:医療行為によってもたらされた売上のこと。
医業利益率:医業収益に対する医業利益の割合のこと。