厚生労働省は21日令和2年(2020)人口動態統計の年間推計を発表したー。
今回の結果から対前年比で、例年と異なる動きが出てきている。
・死亡数 近年は、高齢化により増加傾向でしたが、令和2年1~10月の累計で減少
・婚姻件数 令和元年5月(増)、11月(増)、令和2年2月(増)、5月(減)の大幅な変動
・離婚件数 令和2年4月以降について、大幅な減少
・出生数、死産数 妊娠届出数について令和2年5月から、死産数について令和2年7月から減少していることから、12月の出生数に影響がでる可能性。
▶︎https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15591.html
高齢者の死亡数では、高齢化の流れもあり例年1%前後の増加傾向であったが、令和2年1~10月の累計では減少傾向となった。このまま高齢化が続き、これに加えて平均寿命が長くなることによる社会保障費のさらなる圧迫が懸念される。