令和8年春の叙勲、PT・OT関係3氏が受章 中村春基氏に旭日小綬章

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厚生労働省は4月29日付で令和8年春の叙勲を発令し、当省関係では計406名が受章しました。リハビリテーション専門職関係では、元日本作業療法士協会会長の中村春基氏が旭日小綬章を受章したほか、理学療法関係から2氏が旭日双光章・瑞宝双光章を受章。職能団体の元会長から臨床現場の元室長まで、現場の階層を横断する顔ぶれとなりました。

旭日小綬章 ― 中村春基氏(前日本作業療法士協会会長)

旭日小綬章を受章したのは、元(一社)日本作業療法士協会会長の中村春基氏(71、兵庫県明石市)。功労概要は「保健衛生功労」です。今回、厚労省関係で旭日小綬章を受章したのは計14名。職能団体トップ経験者として、医療系団体元代表者と肩を並べる形となりました。

なお、中村氏にはPOSTでのインタビュー記事があります。あわせてご一読ください。

旭日双光章 ― 並河茂氏(前京都府理学療法士会会長)

旭日双光章を受章したのは、元(一社)京都府理学療法士会会長の並河茂氏(74、京都府京都市西京区)。功労概要は「保健衛生功労」です。府士会の代表者として、長年にわたり職能団体の運営に携わってきました。

瑞宝双光章 ― 長谷川弘一氏

瑞宝双光章を受章したのは、元(地独)秋田県立病院機構秋田県立リハビリテーション・精神医療センター機能訓練部主席専門員兼理学療法室長の長谷川弘一氏(67、秋田県秋田市)。功労概要は「社会福祉功労」です。職能団体の役員ではなく、公的医療機関のリハ部門責任者として臨床現場で長年職務に従事してきた経歴を持ちます。瑞宝章は、公務等に長年にわたり従事し成績を挙げた者を対象とする勲章であり、現場のセラピストにとって一つの到達点を示す受章と言えます。

選考方針 ― 「人目につかない分野」も対象

今回の選考方針では、社会福祉、保健衛生、労働行政等で格段の功績があった70歳以上の者に加え、「精神的又は肉体的に著しく労苦の多い環境において業務に従事した者」「人目につかない分野にあって多年にわたり業務に精励した者」については55歳以上を対象としています。例示には看護師、介護職員、診療放射線技師などが挙げられており、臨床現場の専従者も射程に含まれる選考方針となっています。

まとめ・今後の展望

厚生労働省関係の春の叙勲は、4月21日(火)の閣議で決定され、4月29日(水)付で発令されました。中綬章以下の受章者の拝謁は5月13日(水)午後、皇居宮殿で執り行われる予定です。

職能団体の元会長から府士会長、病院系協会常任理事、公的医療機関のリハ部門責任者まで、リハ職関係から計4氏が今回の叙勲に名を連ねました。組織運営と臨床現場の両面で長年職務に従事してきた人物が並んだ発令となります。

令和8年春の叙勲、PT・OT関係3氏が受章 中村春基氏に旭日小綬章

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