【鍛える前に整える】リアラインコンセプトの紹介:佐藤 正裕 先生

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これまでのあゆみ

中学時代から医学とスポーツに興味があり、アスリートのためになる仕事がしたいと思い、理学療法士を志しました。

理学療法士免許を取得した後、スポーツ外来診療のある総合病院で主に運動器疾患の保存療法と手術療法後の理学療法に従事し、外部活動では高校女子バスケットボール部、フットサル実業団のトレーナーとしてメディカルサポート活動を行ってきました。

 

現在、所属のスポーツ整形外科クリニックでは臨床で多くのアスリートを診療しており、さらに保険外施設のメディカルフィットネスを併設しております。

そこでリアライン・コンセプトを用いたエクササイズを取り入れ、競技復帰や再発予防を含めたアスリートのためのトータルサポートのできる施設作りを担う活動をしております。

 

リアラインコンセプトとの出会い

蒲田先生が月刊スポーツメディスンで連載されていた“マルアライメント症候群”という記事に、その当時の私は強い衝撃を受けて必死に学ぼうと読み漁っていたことを鮮明に思い出します。

“マルアライメント症候群”から進化した“リアライン・コンセプト”は、運動器疾患の「痛み」や「力が入りにくい」、「思うように関節が動かない」などのような関節の歪みから生じる不調に対して、迷うことなく根本の原因因子を探り、治療設計図を描くことのできる考え方です。

 

Sports Physical Therapy Seminar(SPTS)クリニカルスポーツ理学療法セミナー(Clinical Sports Physical Therapy seminar: CSPT)への参加、セミナー助手の経験を通じ、リアライン・コンセプトを学ばせていただきました。

 

私自身の臨床では、特に膝前十字靭帯(ACL)再建術後のリハビリテーションに興味を持ち、学術活動ではこれまでにACL再建術後の臨床データを中心とした発表をしてきました。

そんな中で、痛みが取れなかったり関節の不安感でパフォーマンスを向上できなかったりする選手を少なからず経験してきました。

リアライン・コンセプトを学んだことで、これまで見逃していた可動域制限やアライメント不良の残存を解消でき、さらに治療経過の中でどう理学療法を進めることが最善かについて自分の中で明確な指標を得られたと感じます。

 

 

組織間リリース®(Inter-Structural Release: ISR)

リアライン・コンセプトの理解により、原因も結果も整理でき、ある程度の結果は出せる。

治療設計図の展開がスムーズになったことで治療方針に迷いは少なくなりました。

でも症状の完全消失には至らないケースも少なからず経験します。

 

リアライン・デバイスの利用やエクササイズで一定の効果を出せたとしても、組織の頑固な癒着や滑走不全が残っていれば、すぐに関節のマルアライメントは再発します。

よって関節のマルアライメントにつながる組織間の癒着や滑走不全を完全に解消することが必要となります。そのための必須技術が、徒手療法の1つでもある組織間リリース®(Inter-Structural Release: ISR)です。

 

関節の拘縮や組織の癒着、滑走不全を改善させるために我々は様々な手段を用いて組織を“ほぐす”ことを行います。一方、誤った方法や痛すぎる方法でのほぐしは組織を微細に損傷させ、新たな炎症を作ることになります。

リハビリテーションを行った後になんとなく可動域が改善するけど1日するともとに戻ってしまう。そんな状態が、まさにそうなのかなと思います。

 

ISRの講習会に参加させていただき、蒲田先生の組織をつぶすことなく滑走性を取り戻す技術と、みるみるうちに症例の可動性が改善していく様子を目の当たりにして、なんとかこの技術を習得したいと思いました。

蒲田先生を当施設に招いての講習会や、自分の困っている症例を診ていただいてフィードバックをしてもらう中で、繊細な指の感覚と圧倒的な解剖学的知識の必要性を今更ながら感じました。

 

鍛える前に整える

まだまだ十分な技術ではありませんが、痛みに悩んである目の前のクライアント様の症状が消失して、楽しくトレーニングができた時の“あの瞬間”を糧に、これからも精進したいと思います。

 

 

 

リアライン認定トレーナー募集!

認定トレーナーは様々な舞台で活躍されています。皆様もリアラインコンセプトを学び、認定トレーナーを目指しませんか?

関節疾病予防学とは「身体のゆがみ」の解消をテーマとし、生理学・姿勢学・バイオメカニクスを起源とした運動療法としての関節学の新領域の研究です。

リアライン認定トレーナーに関する詳細はこちらから。 ↓ jswpm_L

 

佐藤 正裕 先生ご経歴

2003年

北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻 卒業

理学療法士免許取得

2003年~2010年 

神奈川県厚生連 相模原協同病院 医療技術部 リハビリテーション室 勤務

2010年

昭和大学大学院保健医療学研究科修士課程 修了

2011年

日本体育協会公認アスレティックトレーナー 認定

2011年~現在 

医療法人社団スポーツメディカル 八王子スポーツ整形外科

リハビリテーションセンター&メディカルフィットネス 統括

2014年~2015年 

法政大学多摩キャンパスSSI担当非常勤講師

 

【リアライン・コンセプトをご紹介くださりました先生方】

星 賢治先生

村木 聡一先生

真木 伸一先生

入江 広志先生

海老原 隆仁先生

前田 克史先生

安井 淳一郎先生

後藤 玄先生

谷本 卓也先生

延原 雅代先生

山内 弘喜先生

貞清 正史先生

能 由美先生

根地嶋 誠先生

神鳥 亮太先生

伊礼 健太朗先生

加藤 伸幸先生

佐藤 正裕先生

 

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