これまでのあゆみ
高校時代の前十字靭帯損傷の経験からスポーツ医学に興味を持ち、札幌医科大学に進学しました。
卒業後、縁あって横浜市スポーツ医科学センターにお世話になり、スポーツ整形疾患を中心としたリハビリに7年間従事しました。同時に、日々の臨床の中で最も疑問の多かった足関節の研究を行うために広島国際大学大学院に進学し、数年間は横浜と広島を行ったり来たりしていました。
広島で1年間研究に専念した後、北海道に帰ってきました。
現在は自分の経験を少しでも地元に還元したいと思い、教育職に就きながら、臨床・研究に研鑚を積んでいます。
株式会社GLABとの出会い
理学療法士になって1年目に米国ラスベガスで開催されたスポーツ理学療法セミナー(SPTS)に参加した際に、GLABの代表である蒲田先生と初めて出会いました。
その時、蒲田先生はフロリダ大学に研究留学中で、何も分からず参加した僕は、スピーカーの方々と対等にディスカッションしているのを見て、「凄い先生だ」と感じたのを鮮明に覚えています。
また、その時点で既に現在のリアライン・インソールの考想をお話されていたのも印象的です。
その後、蒲田先生が日本に戻られたことを知り、先生のいる広島国際大学の大学院に進学しました。
リアライン・ソックスは、足関節捻挫の再発予防に効果大
現在は、足関節捻挫予防を大きなテーマとして、足部・足関節の異常キネマティクスの解明や足関節周囲機能障害に着目した研究を続けています。
蒲田先生が開発されたリアライン・ソックスは、足関節捻挫の再発予防には非常に効果的であると感じており、慢性足関節不安定症患者を対象にリアライン・ソックス着用による効果検証なども行ってきました。
最近は下腿三頭筋の筋スティフネスを超音波エラストグラフィ法にて検証し、慢性足関節不安定症などの病態解明に力を注いでいます。また、臨床現場ではリアラインコンセプトに基づいた評価・治療をベースとして、北海道内の病院で臨床指導を行っています。
リアライン認定トレーナー募集!
認定トレーナーは様々な舞台で活躍されています。皆様もリアラインコンセプトを学び、認定トレーナーを目指しませんか?
関節疾病予防学とは「身体のゆがみ」の解消をテーマとし、生理学・姿勢学・バイオメカニクスを起源とした運動療法としての関節学の新領域の研究です。
小林 匠 先生ご経歴
【現職】
北海道千歳リハビリテーション学院 理学療法学科 講師
【学位・免許】
2005年 理学療法士免許(第53990号)
2014年 医療工学博士(広島国際大学 医療・福祉科学研究科 医療工学専攻)
【学歴】
2005年 札幌医科大学 保健医療学部 理学療法学科 卒業(理学療法学士)
2011年 広島国際大学大学院 医療・福祉科学研究科 医療工学専攻 博士前期課程 修了(医療工学修士)
2014年 広島国際大学大学院 医療・福祉科学研究科 医療工学専攻 博士後期課程 修了(医療工学博士)
【職歴】
2005年〜2012年 横浜市スポーツ医科学センター リハビリテーション科 理学療法士
2011年〜 札幌医科大学 保健医療学部 理学療法学科 非常勤講師
2013年〜 北海道千歳リハビリテーション学院 理学療法学科 専任講師
2014年〜 帯広整形外科 リハビリテーション科 非常勤理学療法士
2015年〜 北海道教育大学岩見沢校 芸術・スポーツ文化学科 非常勤講師
2017年〜 北海道千歳リハビリテーション大学 健康科学部 リハビリテーション学科 准教授
【リアライン・コンセプトをご紹介くださりました先生方】
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