イギリス留学までの手続き・語学学習【有家 尚志先生 #3 】

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留学までの手続き

志望校が決まったら、出願の準備に入ります。受験資格が整う時期と、入学時期がマッチしなければ行けないので、募集が通年なのか、それとも締め切りが記載されているのかを調べます。出願に必要な資格、書類は大学によって異なります。

 

 私が受けたCoventry universityのMSc Advancing physiotherapy practiceは、9月入学ですが、明確な募集締め切りがなく定員に達すると募集終了となるパターンでした。募集要項を確認し、IELTS(英語能力試験)が受験資格の点数(総合で6.5以上)に達しなければなにも始まりませんでした。入学年度前年の12月にそれをクリアし、その直後に留学エージェント(SI-UK様)へ相談しました。

 

デポジット(利用料を事前に支払い、入学後に全額返還)にて提出書類の添削、学生ビザ申請サポートがあったのでそれを利用させて頂きました。私の場合、提出書類にパーソナルステイトメント(志望動機やなぜ自分が志願者として適切かなどを記載する書類)や推薦状(アカデミックとビジネスという2種類の推薦状が必要であり、私は前職の上司と養成校の教授に頂きました)が必要であり、上記サービスのおかげで1月中に出願(オンライン上)が完了しました。

 

出願完了2日後には大学の東アジア担当のスタッフよりメールにて、スカイプ面接の旨の連絡を受けました。実際は電話面接となり、約1か月後にConditional offerという条件付きの合格通知を受けました。この条件はいろいろあるそうなのですが(大学付属の語学学校受講など)私の場合は授業料の一部を前納という条件だけでした。支払後、約3か月経過したところで正式な合格通知をもらいました。この合格通知にはCASという入学に必要な番号があり、Tier 4ビザ(学生ビザのカテゴリ)の申請に必要となります。

 

 ビザ申請はコース開始3か月前にならないと手続きができません。イギリスのビザ申請は大阪と東京にオフィスがあり、実際に訪れて申請する必要があります。ビザ申請書類の中には滞在中の生活資金とコースの学費があること証明するために銀行通帳の残高とその正式な翻訳を提出する必要があります。

 

これには少しややこしい部分があり、実際に本人の資金であることを証明するために、28日間以上口座の中でその金額を下回らないように保持し、28日間前後で記帳する必要があります。これはなかなか大変です。大学院のコースと国籍などによりこの証明を免除するという特例があり、私はその部分に関しては免除となりました。

 

大阪のオフィスにて申請後、約2週間でビザがおりました。ビザはパスポートにスタンプとして押され、自宅へ郵送していただきました。このビザは30日間限定となっており、滞在が6か月以上の者は、渡航後にBRPという滞在許可カードを受領する必要があります。このカードは大学または大学近くの郵便局で受け取ることができます。 

 

 こうして留学に関する大まかな手続きは終わりますが、私は渡航前にイギリス理学療法士免許の申請に必要な書類なども準備していました。

 

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【目次】

第一回:イギリスの大学院で学ぶ理学療法士

第二回:イギリス留学までの手続き・語学学習

第三回:イギリスにおける理学療法士免許の取得方法

 

有家尚志先生プロフィール

経歴・略歴

2012年3月国際医療福祉大学福岡保健医療学部理学療法学科 卒業

2012年4月医療法人社団シマダ 嶋田病院 入職

2014年2月退職

2014年12月株式会社アールワイ デイサービスセンターゆずの木 入職

2015年7月退職

2015年9月Coventry university, MSc Advancing physiotherapy practice 入学

2016年11月修了

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