【第12回】このろくでもない、素晴らしき世界
ご無沙汰しています。
新庄は決して雲隠れしていたわけではなく、ネタ尽きていたわけでもなく、ただただ「多忙」であり、更新が出来なかったわけであります。
おかげさまでPTとしての仕事も忙しく、保育園の役員が当たり忙しく、細々と下手な絵で漫画を書かせていただき忙しく、飲みに繰り出すのが一番忙しく、、、と、まあ、いろいろやらせていただいており、忙しかったのです。
忙しいアピールはこのへんにしといて…
最近少し気が滅入っています。「人」と関わりっぱなしのこの職業、そして学校や保育園でできた新たなコミュニティ(子供に関係してくるので更に神経を使います)、SNSの中の知らない人、いろんなところにいろんな人がいて、いろんな事を言うので最近、いささか疲れてきました。やりたい放題の利用者さんもいて、人間って何だろう、人間なんか大嫌い状態です。どうしよう、無人島で松潤と半年ぐらい暮らしたい。
そんな私を悩ませる、最近の困ったさんをご紹介します⇩
❶超自己中自分に甘いA村さん(目に付いた全ての人に何か文句を言う)
ひどいでしょ❤︎
❷文句しか言わない自分棚上げB野さん(人の粗探しをするのは日本一)
腹たつでしょ❤︎
プロですから、もちろん感情は抑えますが、Dementiaもなくて、本当にいけないことをする人には、あかんやろ…とそれとなくお伝えします←全然聞いてませんが(°_°)
みなさんは明らかに間違ってる!!という時はどのように対応していますか?
私はとりあえず心の中で「いい加減にしてくれ、コンチクショー」と唱えた後、上司への報告→職員への情報共有、内容によってはケアマネや御家族への報告・相談をします。患者様だから、利用者様だからと言って何でもアリではありません。もちろん病気のせいだとか、認知のせいだとかもあるので、そこはチームで相談です。
医療・介護の現場が疲弊してしまって最良のサービスが提供できなくなってしまっては本末転倒なので、毅然とした対応が必要ですね。
こんなことで疲れているようでは、私はまだまだだということです。精進いたします。
タイトルにも引用させていただきましたが、昔、缶コーヒーのbossのCMで「このろくでもなき、素晴らしき世界」というキャッチコピーがありましたね。この言葉はまさにこの世界の実情を表現していて、私の今の気持ちそのものです。このキャッチコピーを考えたコピーライターは天才です。
気持ちが滅入るような悲しいニュースや出来事、憂鬱な事、ホントろくでもないことばかりです。でも、反対に心の温まることや嬉しいこと、楽しいこともたくさんあって、そんな小さな幸せを見つけながら毎日生きていく、素晴らしき世界でありますように、患者さんや利用者さんにもそうであってほしいと願います。