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【東北大学】地域参加を通した足立リハビリテーションプログラムの挑戦 - 要介護高齢者の地域リハビリテーションが臨床的に効果的 -

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 東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野の馬場美彦(ばばよしひこ)大学院生(現、杏林大学非常勤講師)と上月正博(こうづきまさひろ)教授らのグループは、小規模多施設型居宅介護における地域リハビリテーションプログラムが、要介護1~3の高齢者の参加や活動を促進することを科学的に実証したー。

 ポイント

  • ・要介護高齢者のリハビリテーションは、参加・活動に焦点を当てることが求められている
  • ・公園清掃や商店街での買い物などへの参加を促進する地域リハビリテーションを多施設比較試験として施行
  • ・東京都足立区にある13の小規模多機能型居宅介護注1において、参加によって身体活動が増加することを証明した科学的介護研究

 

▶︎https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20210215_01web_adachi.pdf

介入群の介入日・在宅日・通所日ごとの歩数

 

【用語解説】

注1. 小規模多機能型居宅介護:地域密着型介護保険サービスに分類され、地域住民との交流の下で機能訓練を行う。一方で、小規模多機能離床者は通所リハビリテーションが利用できない、訪問リハビリテーションの回数が制限されるなどの課題がある。

論文題目

 Title: Effects of Adachi Rehabilitation Programme on older adults under long term care: A multi-centre controlled trial

Authors: Yoshihiko Baba, Chika Ooyama, Yasushi Tazawa, Masahiro Kohzuki

日本語タイトル:「要介護高齢者を対象とした足立リハビリテーションプログラ ムの身体活動への効果:多施設比較対照試験」

著者名:馬場美彦、大山千佳、田沢泰、上月正博

掲載誌名:PLOS ONE

DOI: 10.1371/journal.pone.0245646

【東北大学】地域参加を通した足立リハビリテーションプログラムの挑戦 - 要介護高齢者の地域リハビリテーションが臨床的に効果的 -

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