1日第8回 入院医療等の調査・評価分科会議が行われ「回復期リハビリ病棟で、心大血管疾患等リハビリを実行可能である旨を明記してはどうか」と提案があった。合わせて「いきなり回復期リハビリ病棟で実施するのは難しいのではないか」などの意見も聞かれた。
(回復期リハビリテーション病棟入院料)
○ リハビリテーション実績指数の実態と報酬上の要件があっていないのでは ないか。患者の選別につながらないようにしつつ6種類もある入院料につい て整理すべきではないか。
○ 心大血管疾患リハビリテーション料については、他の疾患別リハビリテー ションと比較して、施設基準が厳しいのではないか。
6-2.リハビリテーションを要する状態について (別添資料 P192~P195)
・回復期リハビリテーションを要する状態に心大血管疾患リハビリテーションの対象患が含まれていないが、回復期リハビリテーション病棟入院料を算定している医療機関において、心大血管疾患リハビリテーション料を届け出ている医療機関が存在した。
・心大血管リハビリテーションについて、回復期リハビリテーション病棟の対象とすべき、との指摘があった。また、人員配置等に着目した分析や実態把握をさらに進めるべき、との指摘があった。
▶︎https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183658_00030.html
当然、現状の回復期病棟の中で「心リハを行える状況にない」と考える病院も少なくはないだろう。しかし、以下のデータの様に患者、現場のニーズもある中で、今後どの様に議論をすり合わしていくのかが焦点となる。
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