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リハに対して口腔・栄養に課題 連携体制の構築と仕組みが必須|介護給付費分科会

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15日社会保障審議会(介護給付費分科会)が開催された。来年4月に控える介護報酬の改定を前に、厚労省は利用者の総合的なリハ、口腔ケア、そして栄養管理に焦点を当てた方向性を設定。最近の審議会で議論された主要なテーマは、これらの要素をどのように統合して提供するか、およびどのようなインセンティブが適切か。目的は、利用者の自立を促進し、健康状態の悪化を防ぐこと。これは、複数のサービスが関与する横断的な問題であり、資金の追加や新しい制度、さらには既存の制度の統合などが焦点となっている。介護現場における課題や研究結果を共有し、以下のような視点での検討が必要だと指摘した。

○歯科ケアや口腔ケアが必要な利用者は多いが、十分なケアを受けている人は少ない。

○口腔ケアの質を向上させるためには、歯科医療専門家との連携が欠かせない。

○施設だけでなく在宅でも、多くの利用者が栄養管理に対する個別のケアや専門職同士の連携が必要。

○リハ、口腔ケア、栄養管理を総合的に考慮することが、利用者の健康を維持・向上させるために非常に重要である。

審議会では、医療と介護の専門家からも意見が出されました。たとえば、日本医師会からは「リハビリは比較的広く行われているが、口腔ケアや栄養管理にはまだ課題が多い」との指摘があり、更なる専門職の活躍が期待。また、歯科医師会からは「口腔や栄養の専門家と早めに連携する仕組みが必要」との要望があった。さらに、介護支援専門員協会からは「在宅ケアでの管理栄養士の確保を容易にするため、施設での専任要件を見直すべき」との提案もなされた。このような意見を踏まえ、具体的な施策を検討していく方針となる。

▶︎https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35162.html

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