【説明できる?】有酸素運動が脳トレになるその理由

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冬は持久走大会やマラソン大会が各地で行われる季節ですね。近年は認知症やうつ病予防にも注目されており、年々参加者が増えているそうです。

 

スポーツに関わる理学療法士の方やクリニックにお勤めの方なら、「有酸素運動がなぜ脳にいいのか」患者さんやクライアントに説明できるようにしておきたいですね。

 

神経栄養因子が増加

■マウスを使った一連の実験で有酸素運動中に、筋肉細胞から特定のホルモンが放出されることを確認。このホルモンは(中略)「イリシン」と名づけられた。

 

これまでの研究で血液中に放出されたイリシンは、中性脂肪をため込む「白色脂肪細胞」に働きかけて、脂肪を燃やしエネルギーを産生する「褐色脂肪細胞」と同じ性質を発揮させることが知られている。つまり、運動によって脂肪をため込む体質が“燃焼体質”へと変化するのだ。

 

■一方、脳の中ではイリシンが脳由来神経細胞因子(BDNF)を増加させることがわかってきた。DNFは、いわゆる「神経栄養因子」で、神経細胞の分化・成長に関係するほか、シナプスを伸長させる働きがある。

 

うつ病や統合失調症、アルツハイマー病など脳神経系の疾患ではBDNFの減少が確認されている。したがって、BDNFを増やすイリシンは運動が脳の健康に好作用するキーファクターだと考えられるわけだ。

詳細を読む(引用元):http://diamond.jp/

 

有酸素運動によってイリシンが増え、それによりBDNFを増えることが、脳トレにつながる。

 

なんとなく患者さんに、運動処方するよりも説明できた方が納得していただけると思います。

 

素敵なランニングライフを。

 

文責 POST編集部 辻村・森田

 

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【説明できる?】有酸素運動が脳トレになるその理由

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