理学療法士を目指したきっかけ
父がサラリーマンなんですが(PTがもサラリーマンにはなるのですが笑)、なぜか物心ついた時から人と関わる仕事がしたいというのが基板にありました。スポーツをやっていたのもあると思います。高校の時は大学・トレーナーや社会福祉士などの養成校も探しましたが、その時にリハビリの理学療法士という職に出会いました。スポーツにも関われるし、高齢者・障害者など幅広い方々に対応できるという事が、当時は一つ他職種と比較し魅力的なところだったと記憶しています。
現在の仕事
当院では運動法室で、理学療法に従事しています。地域クリニックなので、午前中は高齢者、午後は地元の学生スポーツ選手や社会人が多いと思います。
キャリアアップとは? そのために”今”行っていること
一言にキャリアと言っても、捉え方は人それぞれではないでしょうか。課長など昇格のキャリアアップ、学会の専門認定士やテクニックにおけるライセンスを取得するのもキャリアアップと見る人も多いと思います。今この業界では講演会・勉強会も多いので、その様な場所で優秀な臨床家と出会う事は難しくないです。大事なのは「自分がどういう理学療法士になりたいか」、私はいつもそう思っています。そこに邁進する様に取り組む事が、1番患者様のためにも大事で、そこに次いで自ずとキャリアというものも着いてくるのではないでしょうか。
リハビリ職を目指す学生の皆さんへ
医療に対する国の情勢が大きく変わろうとしている時代です。PT
・OT・STも急激に増え、
様々な問題が出てきている事も事実だと思います。その半面、PT
・OT・ST接する機会が多くなっているため、
利用者は認知度やその重要性を理解してくれている方も増えている
事も事実だと思います。医学者になるわけですから、
勉強は大変なところはあります。
ですが得た知識を患者様に還元でき、
治療を通し実感できる事が素晴らしい事だと私は思います。
私はこの職に就いて6年経ちますが、振り返っても後悔はありません。理学療法士になったお陰で勉強も好きになり、多分野の学問に触れる事もできました。色々な患者さんや同じ職種の仲間、他職種の仲間とも出会う事ができました。ぜひ希望がある方は頑張って資格を取っていただき、未来の日本を一緒に支えていっていただければと思います。
古泉貴章先生の経歴
職業:理学療法士
病院名:医療法人メディアクア 加藤大介クリニック
経験年数:6年目
出身校:千葉医療福祉専門学校
◯内房リハ勉強会
千葉の内房地域で勉強会を主催しています。http://uchibou-rehabilitation.jimdo.com
◯リアル臨床2014今年の10月12日、13日に約300名の参加者とともに、
東京で臨床の発表会が開催されます。→http://real-rinsyou-2014.jimdo.com