呼吸器疾患にもやはり「予防」が重要だ。
本研究は、アイリシンのタバコ煙による肺胞上皮細胞アポトーシス抑制効果を世界で初めて明らかにするとともに、COPD病態の重要因子である気腫化とアイリシン濃度との関連を示すものです。
この結果により、これまで運動による病状改善が知られていた代謝性疾患に加えて、呼吸器疾患であるCOPDにおいても運動・身体活動性維持の重要性が示唆されました。
詳細を読む(引用元):大阪市立大学
慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:COPD)が、運動により分泌されるホルモンの働きにより予防できることが分かったと大阪市立大学のチームが発表した。
運動・リハビリテーションによる予防法やホルモンを利用した治療薬開発につながる可能性があるという。
チームは、運動によって骨格筋から分泌されるホルモン「アイリシン」に着目している。
アイリシン(Irisin)とは、比較的新しく発見されたホルモンだ。
ギリシャ神話の女神にちなんでイリシン・アイリシン(Irisin)と名づけられ、運動動不足解消などに関連すると注目されていた。
POST編集部 林 祐介
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