世界195か国を対象に医療サービスの質を比較したランキングが英医学誌ランセットに発表された。
適切な医療を受ければ予防や効果的な治療が可能な32疾患の死亡率に基づいたもので、日本は11位となっているようだ。
1位は前回に引き続き、フランスとスペインに挟まれた小国・アンドラで、2位は北欧のアイスランド。人口100万人以上の国で最上位にランクインしたのはスイスで、3位だった。上位20か国中、オーストラリア(6位)と日本(11位)以外は全て欧州の国だった。
引用元:AFPBB News
日本は世界初の超高齢社会と言われており、高齢化は先進国でもトップレベルだ。
40年後の2060年には、人口が一億人を割り、平均寿命は男性で約84歳、女性で約91歳となると予測されている。
日本も国民皆保険制度や、介護保険制度、地域包括ケアシステムなど、様々な政策がなされている。
介護保険制度が誕生するまでは、「介護は家で、年寄りの世話は家族の仕事」という認識が一般的だと言われてきた。
1961年の国民健康保険法(新国保法)施行され、医療ニーズに答えられるようになり、人の死亡率は低下。その一方で後遺症が残ることで、高齢者介護などが社会的に顕在化してきたのが、医療・介護の時代背景でもある。
医療ニーズが満たされることにより、新しい介護ニーズが生まれてきたと言える。
今後も人口の変化から、医療・介護の流れはますます変化していくだろう。
ランキングが重要ではなく、いかにその変化に対応していけるかが重要と言える。
参考:内閣府
H25厚生労働省 老健局:公的介護保険の現状と今後の役割
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