転職先以上に重要な選択だった
皆さんは転職先を探すとき、どんな方法を使いますか?
「母校に行って求人情報を見る」
「母校の先生、先輩、友達に聞く」
「ググる(Googleで検索をすること)」
「紹介会社に登録する」
主な方法はこんなところでしょうか。母校に行けば求人情報はたくさんあります。噂では、求人が減っていると言われていますが、いくつかの学校に確認すると10年前とそれほど求人は減っていないようです。しかし、学校に送ってくる求人ですから新卒者向けも多く、中途採用の可能性は低いでしょう。
最近では、SNSでの情報も多く、母校の先生や先輩、友達がどんな場所で働いているのかを見ることができます。ただし、隣の庭は青く見えますので、注意も必要でしょう。
ググる。今時ですね。では、どのような検索ワードでググるでしょうか?あっYahoo!でも同じですよ。近所の住所と専門分野、有名な先生の働く場所、などなどありますね。ただし、実際に見て聞いてみないとわからないことも多いので、積極的に見学に行きましょう。そもそも、求人が出ているかも確認しましょう。
紹介会社を使う。まず、転職支援はご存知でしょうか?簡単に説明しますと、自分が求める転職場所をコンサルしてくれる会社のことです。非常に便利ですし、なんだかヘッドハンティングされているような気持ちになりますよね。必要書類も面接のアドバイスもくれるので心強い味方です。
ただし、ここには大きな落とし穴もあります。それは、皆さんが紹介会社を使って転職することで、転職先の病院、施設、企業には紹介料が発生します。相場は、年収の20~25%と言われています。年収400万円ですと80万円の紹介料が発生するということです。
2つのタイプから考える転職方法
では、皆さんが経営者としましょう。自分で調べ、見学に来て転職面接を受ける人。転職アドバイザーの元、自分と病院、施設にマッチした場所で転職面接を受ける人、ですが紹介料が発生する。皆さんなら、どちらを採用しますか?
転職のタイミングは、転職者も採用側にもベストなタイミングがあります。
もしベストなタイミングでなければ、紹介料が発生する場合、尻込みします。一方、自分で応募して、自ら面接に来る人であればタイミングが少々ずれたとしても、転職の成功率が高まります。だからと言って、紹介会社を使うことがNGということではありません。
どちらを使うかは、転職者の現状によって決まります。まず、「どうしても自分がやりたいことが、この場所ではないと叶わない」「ここにいる人たちとどうしても働きたい」と、その場所が明確に決まっているのであれば、自ら応募し面接にこぎつけましょう。
一方、自分のやりたいことが特に決まっていない、でも転職したい。給料のいいところ、近所に職場を見つけたいと、その選択範囲が広い場合は、転職会社を使うことがベストです。
探す手間を省くことができますし、自分では見つけることのできない転職先を見つけてくれることもあります。何より、アドバイザーがいるので心強いです。もっと言えば、紹介会社を使うことで、お祝い金をゲットすることもできるかもしれません。
色々とお伝えしましたが、まとめますと、転職したい場所がすでに決まっているのであれば自分で、フワッとしたことしか決まっていなければ、紹介会社を使うと良いでしょう。
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