大手自動車メーカーのホンダは、全国7カ所の自社施設で脳梗塞後遺症など障害を持った方へ、運転技能のリハビリを行っている。
ホンダは5日、病気の後遺症などで手足が思うように動かせずリハビリ中の人が、運転できるようになるための講習を報道陣に公開した。
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2013年から開始されていて、これまで212人が受講した。
この講習には、作業療法士や家族も同乗できるため、実際の車を運転する技術の把握ができる。ホンダは、この他にも運転能力評価サポートソフトや福祉車両の製作にも力を入れている。
しかしながら、このような環境はまだまだ不足していて、全国で運転支援を行っている教習所は、24都道府県59カ所にとどまっている。
その為、日本作業療法士協会も「運転と作業療法委員会」昨年4月から設置し、各都道府県の協会に運転再開支援の担当者を配置するなど活動を行っている。