※Luxemでは、「認定理学療法士」など各協会の認定資格に対して毎月の給与に手当を設定しています。詳しくはこちらを参照ください。
長いリハビリ生活も終わり、病院から自宅へ退院が決まりました。
皆さんは自宅退院時に何に気を付けていますか?
以下は東京消防庁管内での、平成28年中日常生活の中における高齢者の事故でのグラフとなっています。平成28年中の事故発生時の動作分類では「ころぶ」事故が全体の約8割を占めています。(図2-2)。
ケアマネージャーから訪問リハビリへの依頼の中でも、転倒予防の依頼が多くなっています。転倒をしない環境つくりが在宅生活の生命線と言っても過言ではありません。
事故の発生場所のグラフでは、「住宅等居住場所」が最も多く、次に「道路·交通施設」となっています。
「住宅等居住場所」の28,797人を屋内と屋外に分けてみると、屋内での発生が26,400人で9割以上を占めています。また、住宅等の屋内の発生だけで、「ころぶ」事故全体の5割以上を占めています(図2-7)。
「住宅等居住場所」で「ころぶ」事故が多く発生した場所を見てみると、「居室·寝室」が最も多く、次に「玄関·勝手口」、「廊下·縁側」となっています(表2-1)。
つまり、環境調整の優先順位として居室の環境調整を重点的に行うべきだと言えます。
※Luxemでは、「認定理学療法士」など各協会の認定資格に対して毎月の給与に手当を設定しています。詳しくはこちらを参照ください。
病院スタッフへ伝えたい事
私達訪問リハビリのスタッフが自宅へお伺いすると、すでに環境調整が行われている機会も多くみられます。その際に、標準の基準で設置されているために手すりが利用者の身長に比べて高く設置されていたり、動線の位置に掴まる箇所がなかったりと不十分な環境もありました。
では、そうなってしまう原因はなんでしょうか?
私たちがどのように関わっていきたいのかを含めて、お伝えしていきます。
<退院前カンファに呼んでほしい>意見の内容。
まず、絶対的に利用者様の状態について病院スタッフと話し合う機会が足りません!
退院後の調整を行うためには、病院スタッフと訪問セラピストの関わりは大変重要になっています。しかし、現状はケアマネージャーからの情報やリハビリサマリーのみで終わっています。病院スタッフの方は機能訓練やADL訓練を長い期間実施されており、身体機能面に関しては素晴らしい指導者です。しかし、生活環境が整った病院から、高い個別性が求められる在宅生活とは関わりが薄いため、その後の生活が把握しづらいかと思います。
そのためには、退院前カンファレンスに是非とも呼んで下さい!
そこで連携が図られることで今後の方針の共有やシームレスな医療を提供できます!
<実際はこうやって欲しい>
病棟スタッフが関わる際には予後予測を見込んだ計画を作成し、生活の障害に迅速に対応して頂く必要があります。退院後は生活を再構築していく時期で、生活上の課題が徐々に明らかになってきます。心身機能や介護環境も変化しており、これらに柔軟に対応できるよう在宅復帰当初は福祉用具の貸与や人的サービスを活用しますが、今後の対応に備えて住宅改修は必要最低限として下さい。その後の実生活の中で具体的な問題解決を図っていく際は、訪問リハビリのスタッフが対応させて頂きます。
まとめ
●居室·寝室で転倒が多いため、居室環境を中心に調整
●今後の状態に備え、退院後の住宅改修は必要最低限
●シームレスな医療を提供するため、地域リハスタッフのカンファレンスへ参加が必要
訪問リハビリのステージで活躍できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を募集しています!
現在Luxemでは、地域からの依頼案件の増加や業務拡大につき、PT/OT/STを募集しています。
キャリアアップ・働きやすさ・勉強できる環境・通勤のしやすさは満足いくはず!
※Luxemでは、「認定理学療法士」など各協会の認定資格に対して毎月の給与に手当を設定しています。
詳しくは以下のURLを参照ください。
詳しくは以下へお問い合わせください
株式会社Luxem 採用窓口:吉川(きっかわ)
①お電話での問い合わせ
連絡先:044-935-3652
②HP問い合わせフォーム
随時、見学や相談可能です!※ご連絡の際に「POSTを見て応募しました」とお伝えください。