健康に良いとして、近年ボディーワークとしても注目を浴びている「ヨガ」。
ヨガ人口が増加する一方で、ヨガで怪我をする人も多発しておりテレビニュースにも取り上げられた。
理学療法士の中村尚人先生は、「健康というものでヨガが広まっているのに、けががあるっていうのが、そこまでの意識がまだ、ヨガの先生たちにも少ないんじゃないかなって気はします」と述べ、パドゥマ・アーサナというヨガを象徴するアーサナ(ポーズ)を例に挙げている。
療法士の方は、下の画像のアーサナを取るのにどこの関節可動域が必要か、少し予想して見てもらいたい。
Photo:unsplash.com
股関節の外旋可動域を少ないと両方の足を鼠蹊部に乗せることができない。
そこで手を使って無理に挙げようとすることで膝や足を痛めてしまう。
中村先生は、「怪我のリスクを理解し、個人のレベルにあったやり方で練習して行くのが良い。」と話す。
ただこの報道やニュースを受けて「ヨガをしても仕方ない」、「ヨガは危険だ」という誤解はしてはいけない。
他のスポーツや運動でも、身体に負担のかかるフォームや動き方をすれば怪我をするものだ。
実際「腰痛に対するヨガの効果」などの報告もあり、エビデンスもある。
理学療法士×ヨガで活動をする方も増えてきており、POSTでもヨガ資格を取得するための無料説明会も行なっているので興味のある方は以下URLから。