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飲酒と認知症 明確な関連性|世界的な医学雑誌「Lancet」に掲載

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飲酒と認知症について、明確な研究結果が出たと医学界で権威のある、世界五大医学雑誌の一つ「Lancet」に掲載された。

 

慢性的な大量飲酒は、あらゆる種類の認知症、特に早期発症型の認知症の主要な危険因子であることが、公衆衛生に関する専門誌「ランセット・パブリック・ヘルス(Lancet Public Health)」に21日に発表された研究論文で明らかになった。

詳細を読む(引用元):AFP BBNews

 

聴力の低下や喫煙、うつ病や運動不足など認知症のリスクとされるものは多々存在する。飲酒もその1つであり、様々な研究がされてきたが、認知機能に及ぼす影響について明確に結論付けた研究は無かった。

 

今回の研究は、フランス全土で2008年から2013年の6年間に認知症と診断された、100万人以上の医療記録を精査したものである。その結果、早期発症型認知症の症例、約5万7000件のうち、半分を優に超える症例にアルコールの乱用などの診断が追加されていた。アルコールの摂取障害により全体として、あらゆる認知症のリスクが約3倍高くなると関連付ける結果となった。

 

論文の主著者は「認知症の原因がアルコールの摂取障害である可能性は、これまで考えられていたよりずっと大きい」と語っている。

 

日本は先進国のなかでも高い認知症有病率を記録していて、2025年には65歳の高齢者5人に1人が認知症に罹患する事になる。

 

認知症予防として、飲酒量に十分注意していきたい。

飲酒と認知症 明確な関連性|世界的な医学雑誌「Lancet」に掲載

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