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仮設住宅に住む高齢者にマッサージ

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今日3月11日は、東日本大震災の発生した日。復興は着々と進みつつあるが、7万5000人が避難生活を続けており、約3万5000人が未だ仮設住宅に暮らしている状況だ。

現在も様々な復興支援が続いている。NPO法人「難民を助ける会」(AAR Japan)では、仮設住宅に住む高齢者にマッサージやリハビリの指導する、理学療法士,作業療法士の資格を持つボランティアを募集している。

▶︎ 東日本大震災被災者支援ボランティア|作業療法士・理学療法士ボランティア

 

「地域みんなで元気になろうプロジェクト」の一環で「マッサージ&傾聴」活動への協力を行う。

仮設住宅に住む住民の中には、受け入れ先の復興公営住宅の建設が遅れたり、貧困などの理由から引っ越す事が出来ず、自分だけがこのまま取り残されてしまうのでは無いかといった焦燥感や不安を抱えている人も多い。また、未だに近隣の住民とコミュニケーションがとれずに孤独を感じている人も居たりと様々なストレス抱えている。そんなストレスを仮設住宅の敷地内にある集会所でマッサージをしながら、話を聞き解消していく事が目的だ。

 

日本は、地震大国であり先日の熊本地震でも大きな被害をもたらした。また、超高齢化社会である事から震災時に多く必要とされるのは、そのような社会的弱者となり得る者への援助ではないだろうか。普段からリハビリテーションに携わる療法士だからこそ、そのような人達へ支援を行う事が出来る。これからも、互いに助け合う“互助”の気持ちを忘れずにしていきたい。

仮設住宅に住む高齢者にマッサージ

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