2040年まで需要が増え続けるか!? ダイヤモンド社が実施した2040年の需要増減予想トップ10調査で、理学療法士が1位、作業療法士が3位、言語聴覚士が4位と、上位に予想された。
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将来の医療改革を担う53人へアンケート調査を実施。その中で看護師とならび、需要が増加すると予想された職種の第1位に理学療法士がランクインした。需要が増える理由として「対象となる患者人口の増加」「医療制度の変化による役割の拡大」「業界構造の変化による役割の拡大」「ICT、IoTの進化」であった。
また、第3位に作業療法士、第4位に言語療法士がランクインしている。理由は、理学療法士と同じであるが「技術進化に伴う役割の拡大」なども理由に上げられている。
2025年には、団塊の世代と呼ばれる人口にボリュームのある世代が75歳以上の後期高齢者に到達し、リハビリの適応となってくる。それに合わせて医療制度も、自宅で健康に過ごし、医療費の抑制が期待出来るリハビリテーションにインセンティブをつけるようになっていくだろう。また、各協会が職域の拡大を目標として掲げていること、リハビリテーション関連機器の発展も高評価の要因のではないか。