作業療法士ラッパーが詩に込めたリアルな想い【慎 the spilit】

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豊郷病院  精神科の閉鎖病棟にて作業療法士として働きながら、ラッパーとしての活動も行なっている佐々木慎さん (慎 the spilit)にお話を伺った。

佐々木さん  もともと学生の頃は遊びでラップをやっていて、本格的に「慎 the spilit」として活動し始めたのは働き始めてから。クラブイベントに遊びにいって、そこのオーガナイザーの人に「自分もやらせてほしい」とアピールしてステージに立つようになりました。

滋賀県なので、お客さんも数えられるくらいの本当に小さなクラブで、ちょこちょこライブに呼んでもらったり、CDを作ったりしてきました。

 

ー 精神科で働く作業療法士としてのメッセージを歌った曲がとても印象的でした。

 

佐々木さん  「僕にできること~作業療法士として~」を書いたのは一年前ですね。ヒップホップで夢とか愛とかを歌っている曲っていうのはもうたくさん出ていて、そこで一流の人に勝負しても自分の色を出せないなって思って。自分が他にも勝てるところはどこか、自分しか書けない詩はなにかと考えた時に、今の仕事と詩をリンクさせて想いを伝えようと思いました。毎日、精神疾患をもっている人と一緒に過ごしている自分が、そこで普段思っていることを歌詞にしました。

 

ー 歌詞(リリック)に込めた想いやエピソードを少し教えていただけますか?

作業療法士ラッパーが詩に込めたリアルな想い【慎 the spilit】

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