第54回となる理学療法士・作業療法士国家試験の合格率が厚生労働省より発表された。理学療法士の合格率は85.8%(新卒者は92.8%)、作業療法士の合格率は71.3%(新卒者は80.0%)であった。
▶︎ 第54回理学療法士国家試験及び第54回作業療法士国家試験の合格発表について
なお、昨年度(平成30年度)の合格率は、 PTが81.4%、OTが76.2% であり、PTに関しては約4ポイント上昇、OTは約5ポイントの低下という結果であった。
PTの受験者数は12,605人と、平成29年度に続いて歴代2番目に多い結果であり、今回の合格者数10,809人を足すと全国に合計17,2285人の有資格者がいることになる。OTの合格率は、2011年の71.1%に続いて過去二番目の合格率の低さであった。
また、今回不適切問題になったのは、理学療法士問題が2問、共通問題が7問と過去最多であった。