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改正医療・介護関連法成立 リハ職等の「通いの場」への関与促進に向けて

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今月15日、参院本会議で改正医療・介護関連法が可決、成立した。

 

本法案は、介護保険法など8本の法律を束ねたもので、地域の高齢者に「通いの場」の高機能化、地域住民同士の助け合い(互助)の促進が狙いだ。

 

それをリハビリテーション職を含む医療専門職が、企画・コーディネート役を担うことで超高齢化社会における健康づくりの役割を強めようという考えだ。介護保険の地域支援事業、後期高齢者医療制度における保健事業が、一体的に展開していく構想で今後本格的に動いていくことになる。

 
例えば東京都西東京市では、医師会・歯科医師会・薬剤師会と協働で「フレイルチェック」等を「通いの場」においてセットで実施している。11項目の簡易チェックシートや指輪っかテストと呼ばれる両手の親指と人さし指で一つの輪を作り、ふくらはぎを囲むという簡単なテストで自分事化をしてもらっている。

 

"地域リハビリテーション"の指す地域は、なにも訪問看護ステーションやデイサービスのことを指すのではない。是非、専門職の知識・経験を活かしたコミュニティーづくりに、多く参入していく人が増えればいいと思う。

 

改正医療・介護関連法成立 リハ職等の「通いの場」への関与促進に向けて

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