Q. 次の「変形性膝関節症(膝OA)」に関する記載で次のうち一番推奨度が高いものはどれか?
① 体重が標準を超えている方に、減量し、体重をより低く維持するよう推奨されている
② 定期的な電話指導、患者の臨床症状の改善に有効である
③ 温熱療法は,膝 OA 患者の疼痛緩和に有効である
④ 経皮的電気神経刺激療法(TENS)は、膝 OA 患者の一部において短期的な疼痛コントロールの一助となりうる
正解は⬇︎
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①です。肥満の方に対する体重管理は、推奨グレードAと日本整形外科学会も「行うよう強く推奨」しています。そのほかの選択肢は全て推奨グレードCで、「行うことを考慮してよい」とされています。
非薬物療法と薬物療法の併用、患者教育、有酸素運動、筋力強化、可動域訓練、減量、歩行補助具が、日本整形外科学会とOA唯一の国際学会であるOARSI( Osteo- arthritis Research Society International)の両ガイドラインで、推奨強度は90%以上と強く推奨されています。
変形性膝関節症に関するセミナーはこちら↓
予約3ヶ月待ちのPT運営パーソナルトレーニングジム
膝痛専門のパーソナルトレーニングジムSOUND BODYは東京都羽村市という立地ながら、予約現在3ヶ月待ちの状態が続いています。今回のセミナーでは、このジムの代表であり理学療法士の福山先生をお呼びし、予約3ヶ月待ちの大人気パーソナルトレーニングで行われている膝関節に対する系統的アプローチ方法を全4回シリーズでお送りします。
※今回の募集は第一回目の単発受講と全4回シリーズのまとめチケットのみを販売しています。各回の単発受講は、遅くても開催月の1ヶ月前には募集を開始いたします。
第1回 6月29日(木)21時~
【変形性膝関節症〜病態と理学療法〜】
<学べること>
この講座では変形性膝関節症という診断に対して解剖学、力学的負荷、痛みの発生メカニズムを整理することで適切な評価、治療を学びます。変形性膝関節症と診断されても膝の痛みが軽減することは多々あると思います。つまり膝の変形が痛みを引き起こしているとは限らないということです。膝の痛みの原因が何で起こっているのか学んでいきます。
<プログラム>
⑴なぜ変形性膝関節症患者が
パーソナルトレーニングに流れているのか?
・弊ジムで来店される変形性膝関節症患者の特徴
年齢 性別 変形性膝関節症のグレード度 商圏
・病院と弊ジムとの違い
・最後の砦?
⑵痛みの発生メカニズム
・軟骨がすり減って痛みが発生しているのか?
・いつ介入すべき?急性疼痛と慢性疼痛の理解。
・力学的負荷を考える(内反、下腿外旋)
⑶痛みを発症しやすい部位の解剖学と改善方法
・膝蓋下脂肪体、驚足、半膜様筋、伏在神経、膝窩筋
各部位に対する有効なリリースとストレッチ
・エコーの見方
⑷自主練をやってもらう方法
・リハサクを使った介入
・やらないといけない環境づくり
・やっているか確認するフィードバック
概要
*POST有料会員(プレミアム会員登録時のメールアドレスでお申し込みください)は無料で受講可能です。
→有料会員はこちらをご確認ください。
【定員】50名
【参加方法】ZOOM(オンライン会議室)にて行います。お申し込みの方へ、後日専用の視聴ページをご案内致します。
お申し込み▶︎https://knee-oa.peatix.com/
*こちらのセミナーは上記ガイドラインで推奨されたものではありません。