一つのボールを追いかけて強靭な身体の男たちが激しい戦いを繰り広げるラグビー。日本中が熱狂した「ラグビーワールドカップ」の記憶も新しいところですが、実は日本代表の半数はまだ独身なんだそうです。
ラグビーの世界だけではなく「平均結婚年齢の上昇」が世間の注目を浴びています。初婚の平均年齢は「男性は30歳、女性は29歳」とここ30年間で3〜4歳も上がっています。
今の世の中は、キャリアや生き方を大切にする若者が増えており、自分の時間を大切に使いたい方が増えている傾向にあることも要因のひとつかもしれません。
話を戻すと、ラグビーの発祥の地はイギリスです。そのため、ヨーロッパ諸国に強豪国が多く存在します。
ラグビーのほかにも、ヨーロッパが発祥で日本で注目を浴びるものがあります。それが「アロマ」です。アロマテラピーの使用用途は大きく2つ。
医療行為として活用される「フランス式のアロマセラピー」(別名:メディカルアロマセラピー)」と、香りを楽しむ「イギリス式のアロマセラピー」です。
フランス式のアロマセラピーは医療行為として位置付けられており、医師がアロマセラピーに使用する精油のブレンドを処方します。フランスでは、アロマは「薬品」としての扱いとなるため医師と薬剤師が関わります。
また、日本では圧搾法と水蒸留法で得たものをまとめて精油と呼びますが、フランスでは水蒸留法で得たものだけを精油と呼びます。
日本で普及しているものはイギリス式のアロマセラピーと似た扱いとなっており、香りを楽しんだり、マッサージやリラクゼーションなどの美容関係に使用されたりしています。日本でのアロマの活用は医療行為としての扱いはまだまだ遠く、民間療法(補完代替療法)に分類されます。
日本の健康寿命は、男女で平均73歳と年々と増え、80歳を過ぎてから介護が必要になる割合が高くなると言われています。
「理学療法士などのリハビリ専門職は増えすぎてしまい、価値が下がっていく」という後ろ向きな意見も最近よく見かけますが、すべてお人材の価値が下がっていくわけではなく、他のスキルセットを組み合わせて医療・介護に携われる人材の価値は逆に上がっていくと信じています。
これからの時代、高齢となっていく方々が自身の健康を自己管理していく能力「セルフメディケーション」の構築が必要です。そして、私たちはその方たちへセルフメディケーションの考えを伝えて、学習へと変えていくという大切な役割があります。つまり、簡易的で継続した「アロマセラピー」のようなセルフケアが求められてくるのです。
日本では、医療、介護にアロマを使用することに抵抗感を抱かれることがまだあります。その状況を打破するためにはアロマの有効性を証明し、多くの方にアロマの可能性を伝えていかなければなりません。在宅分野での医療、介護の現場で活用しているアロマの有効性を数値的に効果検証していかなければなりません。
アロマを看護・リハビリに応用することが当たり前の世の中になるように、アロマケア研究会地域事業部は毎日のトライ(挑戦)を続けていきます。
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