65歳未満の患者において、独居生活が急性冠症候群(ACS; Acute Coronary Syndrome) に対してカテーテル治療を行なった後の長期予後不良の要因となることを明らかにー。
順天堂大学医学部附属静岡病院 循環器内科の諏訪哲先任准教授らの研究グループが、European Heart Journalの学術雑誌「Quality of Care and Clinical Outcomes」オンライン版に報告した。
人口の高齢化が進む欧米諸国や日本において、独居であることが心血管疾患の発症リスクを高めることが報告されていまるが、ACSの長期予後との関連は明確ではなかった。
本研究では、特に65歳未満の患者において、独居生活が長期予後不良の要因となることを明らかにしており、今後、一人暮らしをする65歳未満の患者を対象とした治療介入が予後改善につながる可能性を示した。
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https://www.juntendo.ac.jp/news/20200513-01.html