2~3時間の訪問により、子どもの状態を伺いながらリハビリを行うことが可能ー。
今月15日、認定NPO法人フローレンスが運営する「医療的ケアシッター ナンシー」が理学療法士を派遣するサービスを開始した旨をホームページにて紹介した。
▶︎ https://nancy.florence.or.jp/news/484/
ナンシーは看護師による、医療的ケア児や障害児向けのシッターサービスで、これまでは看護師がお子さんをお預かりしてきたが、それに加え、希望の家庭に理学療法士を派遣することになった。
訪問リハビリのような単位に合わせての訪問ではないため、お子さんの調子のいいタイミングでリハビリを提供できる他、看護師と一緒に介入できるため、情報共有もスムーズに行える。
この新型コロナウイルスの影響で、療育施設のサービスを受けることが難しくなり、身体を動かす機会が少なくなっているお子さんも多い。
ナンシーの理学療法士 菊池さんは、「様々なお子さんの体を見ている理学療法士が、親御さんが行っているリハビリ内容にプラスアルファでできることを行い、親御さんの負担を軽くできたら嬉しいです。」としている。
なお、この理学療法士を派遣する取り組みは、フローレンスが2020年4月より行っている「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」に賛同された方からの寄付によって実現した。
医療的ケアシッター ナンシーの詳細はこちら ▶︎ https://nancy.florence.or.jp/