知識がなければ観察はできない、観察ができなければ適切なケアはできない
食事拒否、時間がかかる、誤嚥性肺炎を繰り返す、ため込む、吐き出す、ムセる、おちょぼ口、舌で押し返す…
観察+評価+スプーン操作を知り、食事にまつわる悩み事を解決!
・「食べる力を奪う」食事介助、「食べる力を取り戻す」食事介助
・摂食嚥下機能と食事介助の関連性と介助時に観察すべき事
・スプーンの使い方/適切なひと口量/食形態の判断のしかた
・意思疎通ができない方への適切な食事介助
・食事場面でのさまざまな工夫や姿勢
・認知症の原因疾患別 食事介助の障害と能力の把握のしかた
・観察ポイントが分かる動画(2分)付き
<<編集部コメント>>
回復期病院で働いていた頃、食事介助に入る場面が何度かありましたが、介助の方法が分からず戸惑った経験がありました。
PT・OT養成校でその方法について学ぶところはほとんどないと思いますし、この書籍に書かれている"誤った食事介助"をしてしまっている人も多いと思います。
患者さんにとっては食事は、単に生命維持としての役割なだけではなく、毎日の楽しみでもあります。その一回一回が、痛みを伴ったり、負担になっていたら、QOLにも大きく影響しますよね。
書籍には実際の患者さんに食事介助する場面を収録した動画が付いていて、操作によって反応が全然違うことが分かります。
この機会に専門職としての「食事介助」を学んでみてはいかがでしょうか。
著者の佐藤良枝先生のPOSTインタビューはこちらから