30日埼玉西武ライオンズはスポーツ医科学分野の強化による選手のコンディショニング管理と、選手一人ひとりの能力を最大限に発揮できる環境づくりを目的として、帝京大学とスポーツ医科学サポートに関するパートナーシップを締結。2023年のシーズンは医療体制を医師2名→6名(ライオンズ整形外科クリニック院長も兼任)、理学療法士2名→4名体制に増員した。
また、西武ライオンズと帝京大学、アスリートメッド株式会社が協力し、2024年春にベルーナドーム向かいに「ライオンズ整形外科クリニック」を開業する。選手の治療他、チームサポートと共にこれまで培ったノウハウや高度な医療サービスを地域住民にも提供される。
パートナーシップの期間は、今年4月から3年間。西武の球団本部チーム統括部内に「ハイパフォーマンスグループ」を新設し、帝京大からハイパフォーマンスディレクター1人、チームドクター4人、理学療法士1人、管理栄養士1人、ハイパフォーマンスアナリスト1人の計8人を派遣。「怪我の予防」「怪我からの早期回復」「パフォーマンス向上」のためにタッグを組む。
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埼玉西武ライオンズ 監督 松井稼頭央 コメント
チーム強化、常勝軍団の再建に向けて、帝京大学さまとパートナーシップを締結させていただくことが決まり、非常に心強く感じています。スポーツ医科学分野の強化は、シーズンを通してコンディションを調整し、高いパフォーマンスを発揮する助けになると考えております。また、クリニック開設によって選手の定期的な検査が身近なものになり、けがの予防や、けがをしたときにリハビリまで一気通貫して手厚いサポートを受けられるのもうれしいです。リーグ優勝、日本一に向けてチーム一丸となって今シーズンを戦ってまいります。