皆さん、こんにちは。火曜日担当の藤本裕汰です。本日もよろしくお願い致します。本日は振動刺激の中でも全身振動刺激になります。局所振動刺激に関しては以前記事を書いているのでそちらを参考にして下さい。
振動刺激
振動療法の効果としては疼痛コントロール、筋力増強、柔軟性の改善、疲労発生の軽減、リハビリテーションの促進、骨密度の増加が挙げられます1)。振動療法は大きく分けると2つに分けられます。1つは機械に乗り、全身を振動する全身振動刺激になります。もう1つは個別に筋を振動する局所筋振動刺激になります。
全身刺激療法で代表的なものはPower Plate®であり、局所筋振動刺激で代表的なものはハンディマッサージャーになります。全身振動刺激では反射や足底刺激によりバランス向上等の改善を認めます。局所筋振動刺激では筋紡錘に対して実施することで筋緊張の改善を認めます。
局所筋振動刺激は比較的安価で簡単に使用することができることが特徴です。全身振動療法に関しては高額な機器が必要なため、施設によって環境が違うことが考えられます。
全身振動刺激
全身振動刺激の効果に関しては先ほども図にまとめましたが、痙縮抑制・疼痛軽減・筋力増強・血行促進・疲労発生の軽減・骨密度の増加・バランスの増加などが挙げられます。