13日の内閣改造で新たに武見敬三氏(参議院議員で自民党麻生派)を厚生労働大臣に起用する意向を固めた。武見氏は、参議院東京選挙区選出の当選5回で、71歳。初めての入閣となる。父は元日本医師会会長の武見太郎氏。そのほか、日本医師連盟推薦の自見はなこ氏(47歳)が地方創生担当相に初入閣した。
少子化以外にも、これ以上先送りができない、待ったなしの社会的課題があります。そうした課題への対応を強化してまいります。
例えば、高齢化によって認知症の患者が増える中で、認知症の方が尊厳、希望を持って暮らすことができる社会をつくることが喫緊の課題です。また、身寄りのない方も含めて、高齢者の方々がお一人でも安心して年を重ねることができる社会づくりを政府横断的な取組として進めてまいります。さらに、多くの国民の方々が身体的負担、通院負担で苦しまれている、国民病とも言える花粉症についても、抜本的な対策が必要です。厚生労働大臣には、厚生労働分野に長く関わり、国際人脈も豊富な武見敬三さんにお願いしました。
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