6日金城大学の米島學学長と石川県馳知事が協定書に署名しました。石川県内の大学生が地元での就職機会を増やすため、石川県は金城大学および金沢星稜大学の2つの私立大学と連携を進めています。金城大学の2022年度のデータによると、県内出身の学生の県内就職率は78.9%、県外出身者は18.4%となっており、特に理学療法士や作業療法士を目指す学生の県内定着が課題とされています。

金城大学の米島學学長は「理学療法士や作業療法士を目指す学生にとって、県内の医療機関での就職枠は限られています。県内での就職機会をより多く確保してほしい」とコメントしています。金城大学は、これまでに実施してきた県内医療機関での実習プログラムの拡大に加え、石川県との連携を強化し、地元で働く魅力を伝える講演会や若手社員との交流会などを通じて、学生の県内での定着を促進する方針です。

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