週の真ん中水曜日の江原です。前回の続き、性自認・性志向と慢性疼痛との関係についてです。
性的マイノリティの痛みに影響を与える問題
性的マイノリティの慢性疼痛患者を取り巻く環境について調べると、以下のような課題が存在することが分かりました。
・医療へのアクセスの問題:LGBTQに対しては、医療へのアクセスに制限がある場合がある。医療への受診が制限されることで慢性的な痛みの管理が困難になる。
・マイノリティストレス:社会的な偏見や差別にさらされることで、心理的な負担となる可能性があり慢性的な痛みのリスクを高める要因の一つとなる。
・精神的健康の影響:LGBTQには精神的健康の問題が指摘されている。うつや不安は疼痛の認知情動面として関連があり痛みの悪循環を形成したり、痛みを増幅させる要因となる。
本日は医療へのアクセスについて調べてみました。