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排尿障害の基礎

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皆さん、こんにちは。火曜日担当の藤本裕汰です。本日もよろしくお願い致します。本日は排尿障害について解説していきます。

排尿のメカニズム

1日の排尿回数は4-6回程度であり、1日の排尿量としては1000-2000mlになります。高齢者の方は頻度が増加することでQOLの低下につながります。在宅の中で頻尿により寝不足など訴えることもあり非常に重要な要素になります。

排尿には中枢神経・末梢神経が関わり、これらによって制御されます。大脳は前頭前皮質が関わり蓄尿と排尿の決定に関わります。脳幹は膀胱排尿筋と尿道括約筋の協調運動に関わります。末梢神経は骨盤神経(副交感神経)、下腹神経(交感神経)、陰部神経(体性感覚)が関与します。様々な要素が関わるため、脳卒中や脊髄損傷など様々な疾患で排尿障害が出現します。

排尿障害

排尿障害(尿失禁)の種類としては5つの種類があります。①切迫性尿失禁、②腹圧性尿失禁、③反射性尿失禁、④機能性尿失禁、⑤溢流性尿失禁の5つになります。各種類については以下の画像を参考にしていただけたらと思います。

排尿障害の基礎

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