《バックナンバー》
Vol.1:「スリランカにおけるリハビリテーションの現状」
Vol.2:「スリランカの義肢装具の現状」
Vol.4:「スリランカの住環境」
PT・OT・STの養成学校
スリランカにおけるPTは1960年代よりイギリスにて養成され始まり、その後1970年代にコロンボに学校が創設されました。現在もイギリスの理学療法・リハビリテーションをベースに教育されています。PT・OTの養成学校は国内に2種類あります。首都コロンボに2年制のdiplomaを取得できるPT・OT専門学校、コロンボ大学とペラデニヤ国立大学にはdegreeを取得できる3年半制のPT学科・2年制のOT学科があります。またSTは専門学校が1校あります。実技練習が少なく、座学が中心です。
またPT助手といった職種もあり、約3ヶ月の研修を受けて働くセラピストもいます。卒後教育は不十分
日本のような生涯学習システムはなく、個人のやる気に委ねられます。国内研修やインドなど海外研修へ出向くセラピストもいますが、卒後教育の個人差はとても大きいです。
次回は、スリランカの住居事情をお届けします。
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