慢性足関節不安定症のリハビリでは、バランス訓練だけでなく、筋力トレーニングや全身振動、電気鍼を含む複数の理学療法介入が、足首の位置覚(固有感覚)を同じ程度に改善しうる。中国・上海のチームが、24件のランダム化比較試験・949人を統合したシステマティックレビューとネットワークメタ分析で報告した。米国の専門誌 American Journal of Physical Medicine & Rehabilitation に掲載された。エビデンスの確実性は「非常に低い」との位置づけ。
解析の対象になったのは、バランストレーニング、筋力トレーニング、その併用、認知運動トレーニング、電気鍼、全身振動トレーニング、電気物理療法の7種類。主要な評価指標には、足関節の関節位置覚の誤差(関節の角度をどれだけ正確に再現できるか)を用いた。
解析によると、電気物理療法を除く6つの介入が、足首の位置覚の誤差を有意に減らした。効果量(標準化平均差)はバランス訓練0.66、筋力訓練0.97、両者の併用0.94、認知運動訓練0.77、電気鍼0.84、全身振動1.00だった。
介入間の順位づけでは、全身振動トレーニングが最上位(75.4%)と評価された。ただし6つの介入は互いに大きな差がなく、著者らは効果を「おおむね同等」と整理している。
この分野では、バランス訓






